第575話 概念学の歴史について3
本日も概念学の歴史について語っていきたいと思います。
他文献からの引用ですが、論理学の歴史についてです。論理学の成立ちですが、妥当な推論は人類の歴史のあらゆる時代に用いられてきました。そして論理学は、妥当な推論、論証、証明の「原理」を研究するものです。
推論によって結論を導くという発想は、「土地の測量」を意味した幾何学との関連から生まれてきました。
例えば古代エジプト人は、経験的にピラミッドの大きさの求め方などの幾何学的原理をいくつか発見していました。
その後特に、アリストテレスが論理学に影響を与えます。例えば三段論法は後の西洋思想に巨大な影響を与えました。
次に芸術の歴史についてです。芸術の成立ちですが、旧石器時代後期に入った頃より、実生活において有用に機能するとは考えにくい遺物、遺構が見られるようになってきました。これを先史美術と呼称します。例えば西洋美術史では、洞窟絵画などが該当します。
また芸術の定義についてですが、「表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用しあうことなどで、精神的、感覚的な変動を得ようとする活動」と言えます。
…また、これらの「もの」の成立ちの特徴として、「先代」の業績、結果などを踏襲しその上で新しい業績、結果などを加えているということが挙げられます。
もちろん、概念学もその例に当てはまります。
ただ概念学の特徴として、(特に)「四次元」という独自の感覚を加えたものである、という点が挙げられます。これは過去を見ても稀な現象ではないでしょうか。なぜなら、この「四次元」という感覚はほぼ完全に水谷一志個人のものだからです。その他にも、憑依、共感覚、エンパス、さらに過去の経験なども踏まえて、「概念学」が成立しました。
最後に概念学の特徴の一つとして、水谷一志一個人の中から出てきたものが、ある一定の普遍性を伴っていることを挙げておきます。
※ ※ ※ ※
次回は追体験について語っていきたいと思います。
ではまた!
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