第293話 ソリューションのヒストリー~享受~
出されたものをありのままに受け取るのが好きだった水谷一志です!笑
今回もソリューションのヒストリーシリーズ!享受について語っていきたいと思います。
これは、昔の僕が他者の創作物に対して考えていた態度だったのですが、(もちろんプロの方のものを含みます)その作者の「ありのまま」を受け取らなければならないと言う考え方があります。
もちろん人間は気分に左右されます。僕自身も、「今日はこう言う音楽が聴きたい」「でも今日はそう言う気分ではない」など気分のムラがあります。でも昔の僕は、そう言った気分ではなく、あくまで(それが音楽であるとするなら)「そのアーティストがどのような思いでその曲を作り、どのような思いで聴いて欲しいかを考え、その『思い』に忠実に聴く」ことが正義だと思ってました。
つまり、アーティストから出たものそのままの「享受」です。
まあこれは、一種の固定観念のようなものですね。
ただここで、「ありのまま」とは何なのか?アーティストが望むことを、本当に自分は「そのまま」享受できているのだろうか?と言う問題が発生します。
と言うのもどう頑張っても、人間は気分に左右されます。さらに「個人の主観」「個人の受け取り方」からは逃れることはできません。なのでありのままを享受できない…と正直悩んだこともありました。笑
でも今は、もちろん「享受」も大事ですが、それよりも自分自身の受け取り方、独自の考え方で創作物と向き合うことの重要性を肌で感じるようになりましたね。
次回もソリューションのヒストリーシリーズ!自己強化術について語っていきたいと思います。
ではまた!
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