第160話 感情について4

 あなたは相手の顔のどこを見ますか? 水谷一志です!


 と言うわけで今日も感情について語っていきたいと思います。


 まずですが感情の判断は、その文化的な文脈に左右されるそうです。


 例えば東アジアでは、「ハッとした顔」は「恐怖」ではなく「驚いた」顔に捉えられることが多いみたいです。


 また「冷笑した顔」は「嫌悪」ではなく「怒り」と捉えられるようです。


 次に相手の顔のどこを見るかですが、これは表情から感情を読み取る方法と密接に結びついています。そしてこれも文化的背景によって異なるみたいです。


 例えば西洋人(白人)は相手の顔の目、鼻、口の周りを見るそうですが東アジアでは相手の目を見ることが多いようです。


 さらに論は進みます。例えば強烈なストレスを感じる映画を見た場合、それを一人で見た場合は日米共「嫌悪」、「悲しみ」、「怒り」、「恐怖」の感情の表出に違いはありませんが、上司と一緒に見た場合は日米で違いがあるそうです。


 日本の場合は表情を変えない、または微笑みの表情であるのに対して、アメリカの場合は一人の時と変わらないそうです。


 これに関してですが、アメリカ人は自分の考えをしっかり表明する傾向にあるので、言葉とは裏腹な本心を伝えようとすることは少なく、繊細な気配りは少ないと言うことらしいです。


 次回も感情について語っていきたいと思います。


 ではまた!

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