文章力の向上を目指して
ダンクルオステウス
第1話 滝
電車から降りると目の前に広がるのは、煉瓦造りの柱や壁という前時代を意識したものと、コンビニや改札などの意識せずとも、人間生活の要となろうシンプルという「現代」をそこに両立させたものだった。
改札を通り、正面を向くと、そこには幅10mほどの扇形の花壇があり、暖色系の色で統一された一面から、石柱が伸びていた。
柱には、なにやら偉人の言葉が刻まれている。ここはその人物に縁のある地のようで、私がこれから向かう場所にも立ち寄っていたらしいことが花壇の隣に並んで設置された掲示板に書かれていた。
私は煉瓦屋根のコンビニでお茶を一本買い、駅から左手にある道を進んだ。
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