希望の食卓

狂言巡

登場人物

ドロップ


 20代女性。

 借金の質草として売られた。現在はガマズミの愛人兼リンドウの妻候補。表向きはガマズミの養女。

 甘党。


ガマズミ


 50代男性。

 とある組織のボス。息子と同世代の愛人がいるが、一応ロリコンではない。実母は男と逃げ、息子を産んだ妻には男と心中という、ドロップに出会うまで女性とあまりいい思い出がない。


リンドウ


 20代男性。

 ガマズミの息子。オネエ口調。厳格な父に反発して18歳で家出するが、ドロップと共に家に戻り、時おり家業を手伝うようになるが、喧嘩は絶えない。恋心を拗らせ、一年と少し、ドロップを監禁していた。

 辛党。苦みのある野菜が苦手。


ミオソティス


 売られたドロップを最初に買ったとある組織のボス。ガマズミの旧友。難病で余命僅かとなった時、ドロップをガマズミに託す。


オダマキ


 三流組織の末端構成員の子飼いの不良青年。訳あってドロップのペットに転職。巻き込まれ不運体質。

 ジャンクフードが好き。


スミレ


 20代後半の女性。

 ドロップ専属メイド。

 料理は壊滅的に不向き。


プリムラ


 10代後半の少女。

 給仕見習い。


バジル


 10代後半の少年。

 庭師見習い。


ヤツシロ


 40代の女性。

 経理担当。バジルの伯母。


『椋の家』


 ガマズミが支援している養護施設。元はミオソティスが支援していた。就職先はガマズミの屋敷か、組織の息がかかった場所である。

 子供達はドロップが作るお菓子を楽しみにしている。

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