軍オタ元自衛官の異世界冒険【凍結中】

ビーズンはじめ

1話 孤児院と出会い

今回より軍オタ元自衛官の異世界冒険が始まります

この物語は前作のプロローグにて

神さまとの会話すらなく

突然転生するところから始まります




☆ ☆ ☆





(俺は……死んだのか 

親の言うことを聞かず自衛官になってさらには電話番号すら教えることができなかった上に

死に際にさえことなく死ぬなんて、しかも航空機事故なんかで

なんて親不孝なんだ)

そう思っていると突如真っ暗な空間ではなくなった



明るくて白い……

そして俺は目を覚ます

(知らない天井だ)

(ここは何処なんだ?)

あたりを見回す

外はアルプス山脈のような山と

近くに教会のようなものがある

そこにはいままではみたことのない光景だった

(絶景だなぁー)

そして俺は部屋の方へ視線を移すとそこには斎藤とって驚きの光景が広がっていた

(え?!  何ここ?)

何故なら斎藤のいる部屋には

赤ちゃんの入ったゆりかごが

6つほど置かれていた

そして俺の横には明らかに他の

赤ちゃんよりも成長している子がいた

さらに奥の壁を見るそこには

(なんだあれは)

見たことのない文字があった

(ロシア語でもアラビア語でもない

ここは何処なんだ?


でも……読めるには読める

えっと? え? うそ……)

そこには斎藤にとってショックなことが書かれていた

そこには

幼児の部屋

1歳 クロム アリス

と書いてあった


すると

「おぎぁ〜 おぎぁ〜

おぎぁ〜」

2人ほどの赤ちゃんが泣き始めた

(うるさい)


すると部屋のドアが開いて

二人の女性がやってきた

するとその赤ちゃんをあやす

その二人の女性にも驚きがあった

(なんで 犬耳と尻尾があるんだ?

てかここ異世界かよ!!)


さらに外からは声が聞こえていた

その会話を聞くとさらに驚いた

(え?! ここ孤児院なの?

じゃあおれ 捨て子ってことなのか?)

斎藤は思った前世の己のやってきたことがここで罰として帰って来たと

(だけど 逆に考えれば神様がくれたチャンスじゃないか)

ここで 斎藤はそういった自分に対する恨みに負けず生きていくと誓った

そして斎藤は孤児院の人の話を聞いたりして情報を集めた

そこで分かったことは

俺はクロムって名前で

去年にこの村グレムリンの

入り口に籠と一緒に捨てられていたという事とその次の日に

俺の隣に寝ている子アリスが

この孤児院がある教会に

籠の中に布で包まれた状態で

発見されたその布には刺繍で

アリスと書かれていたらしい

そして俺は離乳食を卒業した




☆ ☆ ☆



そして月日は流れ

クロムが3歳になった頃


クロムは魔術について熱心に

孤児院の図書館で勉強していた

斎藤は前世では異世界転生系の

小説をいくつか読んでいたためか

すぐに状況を把握できた


ここの世界の歴史は

地球と同じような経路らしい

ただ違うのは王ではなく貴族による圧政があるのと冒険者などの

ここの世界の人に対して害する獣

を倒す職業がある事であった

そしてこの世界には五つの種族がある獣人族、エルフ族、人族、魔人族、狼人族 である

獣人族の中には人に危害を加える

ゴブリンやオークなども含む

ちなみに俺につきまとって

すりすりしてくるアリスは

調べた結果

狼人族とエルフと人族の混血だという よくわからないがそれが原因か孤児院の中でもいじめられやすい(特に男から)が

俺がいる限り安全なためか

いつも俺の近くに来る

そして俺もアリスが心配なこともあって容認している


そして魔術

魔術には属性があり

通常その人それぞれ適正の属性がある

無属性

闇属性

光属性

火属性

水属性

氷属性

風属性

これらの属性があるが

魔術の行使にあたって適正ランクというものがある

その適正ランクには その人それぞれの適正によって使えるものが限られる

さらには適正ランクは生まれた時から決まるらしい

適正ランクの区分けはこうだ

I 行使自体難しい

II ある程度行使できる

III 基礎的なもの全て行使できる

IV 初級魔術まで行使できる

V 中級魔術までをある行使できる

VI 上級魔術のある程度まで行使できる

Ⅶ 上級魔術までを行使できる

Ⅷ 上級魔術までを完全に行使できる

Ⅸ ある程度の全魔術を使える

Ⅹ 全魔術を使える

Ⅺ その属性の全魔術が完全に

自由行使ができる


あと極稀に生まれた時から固有魔術というものをもつこともあるらしい

今の最高ランク保持者はたった一人でランクはⅩである

また一般人ではランクⅤですら珍しいとされている



☆ ☆ ☆



そして俺は自分の適正を調べるために翻弄していたが調べるには

光属性の中級魔術を使える人がいないといけなかった

そこで教会のステファニア先生に話して俺の適正を見てもらうためにアリスと一緒に孤児院から

教会へ行くのだった

「ア アリス もう少し離れてくれ 歩きにくい。」

「えー なんで?」

「なんでもだ このままだと

転んじゃう。」

「わかったー」

そういって少し離れる

だけど俺と繋いだ手は離れなかった

そうこうしてるうちに教会につき

ステファニア先生のところに行く

「自分の適正が知りたい?

あなたたちはまだ3歳

そんなことしなくても

出所の時にやるわよ」

「今知りたいです」

「私もです」

アリスが割って入る

「わかりました アリスちゃん?

クロム君が終わってから

アリスちゃんの適正こと調べるからね。」

「はーい」

そして俺とアリスの適正調査が行われた。

そして結果は

「クロム君には無属性がランクⅢなのと火属性と光属性がⅡで

それ以外は適正ランクは1です」

ショックだった全く魔術が使えないなんて、しかし朗報が入る

「だけどあなたには

兵器設計改造・兵器召喚と

装備召喚という私も聞いたことも

見たことのない3つの

固有魔術があったよ」

「まじかよ」

この時のクロム知らないが

固有魔術を3個も持つというのは

普通ありえないことであった


そしてその時クロムが思ったのは

銃である

前世では大の銃好きでもあり軍オタクでもあった


そしてステファニア先生は

顔に嬉しいと書きながら続けて

「アリスちゃん おめでとう!

あなたは天才だよ。 アリスちゃんは

氷と光属性がⅣ 闇属性と無属性が

Ⅰでそれ以外はⅢだよ。

君は魔術学園に行けるよ!」

ここ異世界では15歳で成人

孤児院は12歳で卒業しなきゃいけない

そこで働くか前世で言う大学

である魔術学園に行くかの二択

そしてこの孤児院では魔術学園に行く人は今までで4人しかいない

そして何故孤児院から魔術学園に行く子がいないのか?

それは魔術学園では貴族が多く

下級身分のやつは見下されるためだ

そして魔術学園では必ず付き人又は護衛を一人連れてこないといけない規則がある

そのため身寄りのない孤児院の子があまりいけないのが現状である




☆ ☆ ☆




2年後

クロム アリス   5歳


俺とアリスは共に独自に

魔術の訓練をした方法としては

俺たちはまだ5歳ではあるが

10歳にやる魔術の訓練の様子を見て少しづつ段階的に行っていき

そして

アリスは孤児院にいる11歳のやつよりも魔術を使えるようになった

しかしながら たまにいじめっ子に絡まれるがその時は前世では

自衛隊のレンジャーにいた俺が助けてやった

そしたらアリスがくっついてきて

「私 クロムみたいに強くなりたい。」

「はー  いいぜ アリスに教えてやるよ」

「やったー」

「でも訓練は魔術の時と違って辛いよ」

そして武術や棒術に加えて

木を銃の形にしたものを使ったらクリアリングまでも教えてしまった


そして俺とアリスは6歳になった

その頃には俺とアリスが組手を

やると俺がジリ貧で負けるぐらい

アリスは強くなった

しかしながら外見は至って

可愛らしい金髪で淡い紫色の瞳

の上 犬耳に加えてが生えていた

ちなみにしっぽはない


そして一方俺は魔術を使って

この世界に転生して初めて銃に触れる

ある日

アリスがあんな友達同士で河原に釣りに行っている間に

クロムはアリスと何故か一緒の部屋しかも二人だけっていう

そして俺のスペースにある

机に座り目を瞑り思想空間で設計図を作る

「なるべく構造がシンプルなのがいいな 」

そしてライフリングをつけたり

細かいところまで詳しく

設計を行った

「ガンオタ知識がここで役に立つとな」

そうして机に召喚するとそこには

そこにはAK 47Ьを召喚した

「後はマガジンと弾と拳銃だな」

そういうとクロムは目を瞑り

マガジンと弾の入った箱を召喚する。

「ん…………やっぱロシアといえばこれだろ」

そういうとさっきと同じように

目を瞑り召喚をした

それはナガンリボルバーM1895

だった

「やったー召喚出来たー!」

そうやって大の字になって喜ぶ 

するとドタバタ足音がする

クロムは急いでAKやナガンM1895と弾をベットの下に隠す

そしてアリスが帰ってきた

「クロム〜ただいまー」

そう言いながら俺に抱きついてきたそしてアリスからはお風呂に入ったのからかいい匂いがしていた

「お風呂 もう入ったの?」

「うん 汗かいたからシャワー

浴びてきたの」

そして俺はアリスの今日のことを聞かされた


☆ ☆ ☆


次の日

私とクロムはいつも通り

講義に帰ってきたら軽装に着替え

訓練のしてる森に近い河原に行った。いつも通りではあるが

一つ違うのがクロムがなんか

重たそうな長いものと鉄の箱を持っていた

そしていつも通りの

武道の訓練と棒術の訓練をする

そしてそれが終わると

「なぁ アリス」

「何?」

「少し見せたいものがあるから

来てくれ」

そういうとクロムと私は

荷物置きの場所とは別のところに置いてある鉄の箱と太長い筒があるところに来る

するとクロムがそれを開けると

変な形をした杖のようなものを

取り出したするとクロムが

「これ 銃って言って鉄の塊を

物凄い速さで飛ばすことができる

いうならば魔道具だ」

そういうと平たい半円形をさらに半分にしたようなものを

さっきの杖のようなものにさすと

「アリス 少し離れてて」

そういうとクロムはその杖を太い部分を肩につけ構える

物凄い音が連続して鳴り響いた

パパパパッ

パパパパパパッ

パパパパパパパパッ

パパパパパパパパパパパパッ

この馬鹿でかい音が終わると

クロムはこっちにて

「これが僕の固有魔術で召喚した銃っていうものだよ」

私はなぜか恐怖よりも先にこの

ジュウというものに興味が湧いてきた

「それ 私も使いたい!」


☆ ☆ ☆


訓練が終わった後アリスに声を掛けて銃の撃っているところを見せた するとアリスは

「それ 私も撃ちたい!」

予想外の反応に困惑しつつ

俺はアリスに銃の作動方法や危険な点 どう狙うのかなどを教えた

アリスは飲み込みが早く

たった30分で動作方法などを覚えた

そして俺はアリスに銃を撃たせることにした

ダブルアクションの

ナガンリボルバーM1895に実弾を7発装填したのをアリスに渡す


そしてアリスは20mぐらい離れた木に向かって銃を構えて打った

パンッ

パンッ

パンッ

パンッ

パンッ

パンッ

パンッ

なんと全弾命中だった

「アリス凄いな、初めてなのに

ここまで当たるとは思わなかったよ」

「なにそれ 私が全く当てない

なんてこと思ってたの?」

「そういうわけじゃあないけどね」


そして気づくと日が傾き始めたので片付けを済ませて

この続きは明日の休日にすることにした

そして夕食を取り始める

ここの孤児院は予想とは違い

ここの辺境伯やここの地域を統括する国王直々の機関ギルドが支援しているため生活は不自由ではなく街にいる低所得者よりかは

十分 裕福な生活を送っている

そして俺とアリスは夕食をとった後部屋に戻る

「アリス 明日は休日だから装備を持って山登りするぞ。」

「装備って あのジュウってやつに必要なダンガンってのが入った

まがじんとかを持つってこと?」

「よくわかるな〜

そうだよここからは護身術ではなく移動とかの際に荷物を持って

移動する訓練だよ

銃って重いからね」

「そうなんだ」

アリス楽しみにしてるよと言わんばかりにこちらを見つめる

はっきりいって恥ずかしい

そう思いつつ眠りにつくのであった


そして翌日 孤児院の人たちに

出かけるのと遅くなるが昼には

戻ることを教えた

朝食を取ら終わり待ち合わせのところにいき俺はあるものを召喚したそれはバック

弾薬や包帯などの治療器具などが

諸々入ってるやつでだいたい5キロぐらいある しかし

包帯と弾薬とレインコートと

アリスの軽装と着替えを入れるだけになったバックはものすごく軽く2キロぐらいだった

なぜならアリスは自分で治癒魔術

をつかうからだ

そしてアリスがやってきた

「お待たせ〜クロム 」

そこには俺と同じ迷彩柄の服をきたアリスの姿があった

「本当にこれだけの荷物でいいの?」

「これがアリスの分だよ」

そう言って軽いリュックを渡す

「で こんな服で大丈夫なの?」

そう言いながらアリス俺の方を見ると同じようにリュックを背負う

「そうだよ。これから山を登って

山頂まで行ったらそこで

武道と棒術 射撃訓練をやって

また降りてくる」

「じゃあ帰ってくる時はお昼ぐらいになるの?」

鋭い アリスの洞察能力が高過ぎて恐ろしい程だ

「ま まあそうだよお昼には帰れるよ」


そうして俺とアリスは自衛隊の

レンジャー訓練の縮小版のようなものをこなしていき

何事もなくその日の訓練は終え

孤児院に帰ってきた

そしてこの訓練は毎週土曜日の午前にやることが決定した




〜つづく〜







_____________________________



誤字脱字ありましたら報告報告お

願いします


今回より新作としてこの作品を公開させてもらいました

次回もぜひ読んでいってください

では また、



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