第41話 種族

「ここからは結界だけじゃ無理かな?」


「おそらくそうだと思われます」


85階層に着いた時にそうナービと会話をした。

ここからは1階層進むだけでも大変になりそうだ。




「圧縮聖火弾!!」


「圧縮聖水弾!!」


「はぁ…はぁ……」


数は変わらないくせに強さが変わっているからとても大変だ。

ちなみに出てくるモンスターのステータスはこんな感じだ。




【名前】 

【種族】  ジェネラルゾンビ

【年齢】  0

【レベル】 1

【ランク】 A


【HP】   5000/5000

【MP】   100/100


【攻撃】  1050

【防御】  720

【魔攻】  200

【魔防】  560

【敏捷】  320

【運】   1


【スキル】

・喰らいつくLv.6・ひっかくLv.MAX・再生Lv.9

・腐食Lv.9

【ユニークスキル】


【称号】




【名前】 

【種族】  ジェネラルスケルトン

【年齢】  0

【レベル】 1

【ランク】 A


【HP】   3500/3500

【MP】   100/100


【攻撃】  920

【防御】  640

【魔攻】  280

【魔防】  480

【敏捷】  680

【運】   1


【スキル】

・剣聖Lv.2・ひっかくLv.MAX・再生Lv.9


【ユニークスキル】


【称号】



「もう…こいつらやだ……」


「お疲れ様です」


やっと87階層まで来ることが出来た。

数が多過ぎてレベルが3も上がった。


「やっぱりここからも…?」


「はい。より強いモンスターが同じ数出現すると思われます」


ですよね……と少し現実逃避しながらもダンジョンを進んで行った。




「さすがに……キツい………」


出てくるモンスターが強いのに数が多すぎる…



【名前】 

【種族】  エンペラーゾンビ

【年齢】  0

【レベル】 1

【ランク】 S


【HP】   10000/10000

【MP】   100/100


【攻撃】  1460

【防御】  820

【魔攻】  350

【魔防】  680

【敏捷】  480

【運】   1


【スキル】

・喰らいつくLv.MAX・ひっかくLv.MAX


【ユニークスキル】

・崩壊Lv.1・超再生Lv.2

【称号】




【名前】 

【種族】  エンペラースケルトン

【年齢】  0

【レベル】 1

【ランク】 S


【HP】   8000/8000

【MP】   100/100


【攻撃】  920

【防御】  640

【魔攻】  280

【魔防】  480

【敏捷】  680

【運】   1


【スキル】

・剣聖Lv.7・ひっかくLv.MAX


【ユニークスキル】

・超再生Lv.2

【称号】



超再生のせいで倒し損ねるとすぐに蘇るのでとてもうざったい。


「★を獲得しましたよ」


「もう??」


まだ87階層に来て数時間しか経っていないのに★を獲得したようだ。

どうにかモンスターがいない少しの間でスキルを取得した。


『ピコーン!』

『【HP】極限強化を取得しました』


またすぐモンスターがやって来るのでそれを倒しながら進んで行った。




「やっと88階層だ……」


「お疲れ様です」


ほぼ休む暇もなく1日以上戦い続けた。


「レベルがMAXになりましたよ」


「そうなの?」


もうそんな自分のレベルが上がっていたなんて知らなかった。と言うよりも最後の方は気にする余裕もなかった。

ステータスを開いて種族の部分を見てみた。



【名前】  斉藤 零

【種族】  選択してください

【年齢】  19   

【レベル】 MAX★ (9UP)

【ランキング】 1位



このように選択してくださいとなっていたので何があるかを確認した。


〈ハイヒューマン〉

・人間の通常進化

・人間の上位


〈獣人〉

・人間のレア進化

・【敏捷】が800以上で進化可能

・どの獣人になるかはランダム


〈ドワーフ〉

・人間のレア進化

・【攻撃】が800以上で進化可能


〈エルフ〉

・人間のレア進化

・【魔攻】が800以上で進化可能


〈魔族〉

・人間のレア進化

・【MP】が800以上で進化可能

・どの魔族になるかはランダム


〈武王〉

・ユニーク種族

・【称号】武王を持っているものがなれる


〈魔王〉

・ユニーク種族

・【称号】魔王を持っているものがなれる


〈大罪者〉

・エクストラ種族

・【称号】大罪系を持っているものがなれる


〈覇王〉

・エクストラ種族

・【称号】武王、魔王を持っているものがなれる

・全ての種族の王



「わぁーお……」


前半はいいが後半のは種族なのか?という疑問が出てくる。


「種族の特性ってわかる?」


「はい」


ナービからの説明ではこんな感じだった。


〈ハイヒューマン〉

・進化後:全ステータスが微上昇

・上昇率:均等に上昇


〈獣人〉

・進化後:【HP】【攻撃】【敏捷】が上昇

・上昇率:【HP】【攻撃】【敏捷】が大上昇し、【MP】【防御】【魔攻】【魔防】が小上昇


〈ドワーフ〉

・進化後:【HP】【攻撃】【防御】が上昇

・上昇率:【HP】【攻撃】【防御】が大上昇、【MP】【魔攻】【魔防】【敏捷】が小上昇


〈エルフ〉

・進化後:【MP】【魔攻】【魔防】が上昇

・上昇率:【MP】【魔攻】【魔防】が大上昇、【HP】【攻撃】【防御】【敏捷】が小上昇


〈魔族〉

・進化後:【MP】【攻撃】【魔攻】が上昇

・上昇率:【MP】【攻撃】【魔攻】が大上昇、【HP】【防御】【魔防】【敏捷】が小上昇


〈武王〉

・進化後:【HP】【攻撃】【敏捷】が特大上昇

・上昇率:【HP】【攻撃】【敏捷】が特大上昇、【MP】【魔攻】【魔防】【防御】が上昇


〈魔王〉

・進化後:【MP】【魔攻】【魔防】が特大上昇

・上昇率:【MP】【魔攻】【魔防】が特大上昇、【HP】【攻撃】【防御】【敏捷】が上昇


〈大罪者〉

・進化後:?????

・上昇率:?????


〈覇王〉

・進化後:?????

・上昇率:?????



進化後は進化した時に伸びるもので上昇率はレベルが上がった時に伸びるものらしい。


「すいません。エクストラ種族のことは分かりませんでした」


ナービでもエクストラの事は分からないらしい。


「エクストラ種族のことも調べられるスキルとかないの?」


「あります。ユニークスキルの検索というものがあれば調べることができます」


調べることにおいてはナービよりも上なので★を使って取得しようか少し迷っているとナービが話しかけてきた。


「検索は誰かが取得しているので取得することはできません」


★は俺がずっとキープしてるのでユニークスキルは宝箱とかでしか取得できないはずだ。

運の良い奴が宝箱でユニークスキルを取得したのであろう。俺ですら宝箱からユニークスキルは出たことがないのに……ずるい。


「種族はどうしますか??」


「やっぱり覇王か大罪者かな〜」


レア度が高いほど強いとは限らないがやっぱりレア度が高い種族になりたいと思ってしまう。


「疲れたからとりあえず寝てからにするわ」


「それもそうですね。おやすみなさい」


どちらにしようか考えながら眠って行った。




【名前】  斉藤 零

【種族】  ??

【年齢】  19   

【レベル】 MAX(100)★★ (9UP)

【ランキング】 1位


【HP】   9040/9040 (3540UP)

【MP】   7000/7000 (450UP)


【攻撃】  1240+140   (90UP)

【防御】  822+100    (72UP)

【魔攻】  1240+140   (90UP)

【魔防】  822+100    (72UP)

【敏捷】  1349+40    (99UP)

【運】   82


【スキル】

・吸血Lv.3・超音波Lv.5・性豪Lv.5

・高速飛行Lv.8・罠精密感知Lv.1・罠解除Lv.3

・偽装Lv.MAX ・熱感知Lv.8・連携Lv.7

・気配精密探知Lv.8・水中高速移動Lv.5

・水中呼吸Lv.MAX・無呼吸Lv.7

・危険精密察知Lv.6

・夜目Lv.MAX[進化可能](5UP)

【ユニークスキル】

・【HP】極大強化(New)・【MP】極大強化

・【攻撃】極大強化・【魔攻】極大強化

・【敏捷】極大強化・ナビゲーション

・崩壊Lv.MAX(1UP)・多重思考Lv.7(2UP)

・神速思考Lv.6(2UP)・全耐性Lv.6

・超再生Lv.7・電光石火Lv.8・竜魔法Lv.4

・修復Lv.3(New)


【エクストラスキル】

・魔王Lv.6(1UP)・武王Lv.6(1UP)

・強欲Lv.4(2UP)


【称号】

・先駆者

・挑戦者

・一騎当千

・耐える者

・魔を統べる者

・武を統べる者

・強欲

・新種

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