新連載と環境音とα波。
こんにちわ。
奇水です。
ほとんどの連載完結させてないのに、新連載始めました(2024年11月6日)。
今作『鬼哭戦線』は、2021年に当時の電撃文庫の編集であった清瀬さんの提案で「伝奇思い切り書いてみては?」とのことで、プロットとかろくに切らず、とにかく一日5000文字を目安に書き続けたものです。
続くかなあ?と思ってましたが、存外と続くもので、かなりの話数を書いてました。
面白いかというと……その、清瀬さん的には「何がなんだか解んない…」みたいな感じになって、一応最終章くらいまで書いてます。
最後まで、ではないですが。
それから三年ほど放置していましたが、そろそろ何か再始動しないと――というわけで、修正しつつ投稿ということにしました。
舞台は満州帝国、時代は……特定しません。実はこの話、設定とかの辻褄合わせは書き終えてからするつもりでしたので、細かいところはほとんど適当です。むしろ適当でないところが少ないくらい適当です。雑です。
とにかく勢い任せで書きました。
ご笑覧ください。
と、ここまでが前説。
皆様は、α波というのはご存知でしょうか?
なんか人間がリラックスしているときだか集中しているときだかに出ているという……なんです?脳波ですかね。
よく解んないですけど。
昔は超能力と関係するとかなんか言われてたみたいですが、どうもそういうことはなさそうです。しらんけど。
私は小学生の頃に知りました。
何で知ったのかはあんまり覚えてないのですが、そこはかとなく『ファミコンロッキー』のような気がします。
全然違うかもしれんですが。
あとは、多分、『ザ・超能力』のどれかの回だったかな。
その頃に有名になりつつあった、日本人超能力者の話だったんじゃないかと思いますが、彼は超能力に関係するというα波がよく出ていたとかなんとか。そのときに、あすかあきお先生が、「世の中にはα波を出すための訓練をする装置というものがある」とかなんか暴露していた気がします。もう40年くらい前なんでうろ覚えもいいところですが。
とにかくα波についての最初の思い出はそんなもので、ずーっと、覚えてはいたけど、それこそ脳裏に浮かぶこともなく、日常に使うこともなくなっていたのですが。
『おおきく振りかぶって』でα波の話がでてきました。
当時のマンガ感想ブログだったかでは、この作品をとても褒めつつも、α波については「オカルト…」という具合に批判的でした。私も扱い方によっては、そう思ったでしょうね。
作中では、リラックスしていた時、集中していた時にα波が出ている……ということが語られていて、まあ要するに、α波が出ている状態にしようって話で、別にα波が出たらリラックスできるって話でもなかった気がします。
このマンガ読んだのも20年近く前で、うろ覚えもいいところですが。
さて、それからさらに20年近くがたち、私は清瀬さんに提案され、とにかく原稿書くぜ!ということで書き出したのはいいのですが、なかなか書ける気がしませんでした。
当時ですでに四十五歳超えてたと思うし、体力も集中力もだださがりしていたわけですし。
しかし書かないと後がない、というつもりで書くことにして、とにかく藁にも縋る思い出環境音など適当に探していたのですが――
その中に、α波を出す、リラックスできる……とにかくなんか、そういう感じのことを謳っている動画を見つけました。
というか、そういうのは幾つもありました。
その中のひとつが、ドンピシャでした。
これ多分、個人差があると思うのですが、なんでかある動画が私には合っていて、一日5000文字ペースを50日近く続けられたのです。
すごいですね。
いやま、世の中には、当たり前のように一日三万文字ペースで書く人とかいるんですけども……。
とにかく私は、自分でも驚くほどの勢いで書けました。
凄く書けました。
量が書けました。
自分史上、こんなに書けたことはないんじゃないかってくらい、書けました。
まあ、ボツになったんですがね。
自分はとにかく勢いだして書けたのですけど、読んでいる側としては、なんだか解んない感じになってたようで……そうこうしているうちに、動画の効能?も切れたのか、集中があんまりできなくなってました。
それでその原稿は、最終手前まで書いてから三年放置していたのですが。
数日前、その時の動画を、再発見してました。
なんでか私はブックマークしてなかったので、その動画を三年間見失ってしまっていたのでしたが。
三年ぶりに聞いたその動画は、相変わらず……なんで私は、これ聞いてると集中できるのか解んないですが、書けました。
なんなんでしょうね。
というわけで、思い出したついでに、『鬼哭戦線』も再始動となりました。
完結は……させます。
はい。
しかし改めて、その動画でなんで自分が集中できているのか、相変わらず解んないままです。
α波が出ているんですかね?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます