第66話 カラーボール
涼也side
この状況いつまで続くんだろうなぁ
-コツン--
ガラっ-
涼也「ヤッホー!」
風歌「リョウくん?何をぶつけたの?」
るなちゃんの家と
俺の家はお隣さんなんだよね
涼也「カラーボールだよ。 プラスチック製だしさ。ガラス割れないから大丈夫だって。それより ふうちゃん退院おめでとう!」
風歌「…リョウくん…ありがとう」
両家とも敷地内の表側を広いスペースを取って
裏は敷地を囲う木々に覆われた低い柵の近くに
寄せるように建ててあるからね
俺とるなちゃんふうちゃんの部屋の距離は
近いんだよね
そう言って呟いたふうちゃんが
涙で瞳を揺らしたなって…
-トゥルルル-
風歌「あ…」
着信のあった携帯を
見つめているふうちゃん
涼也「山乃さん?」
コクって頷いたふうちゃん
涼也「OK. ほら早く山乃さんに電話しなきゃ!またね!ふうちゃん!」
お互いに窓を閉めて
ふと
るなちゃんの部屋に 目を移す
さて…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます