第7話 あり得ない介護施設②
そこまで読んでオイラは思わず
英士「こんな介護士が本当にいるの?」
と、呟いていた
涼也「信じられないかもだけどいるんですよ」
あ、オイラが風歌ちゃんの記した事を疑っていると感じた?
英士「彼女が書いた事を信じられないという意味じゃ無くて…」
涼也「分かっています。様々な理不尽をふうちゃんは…俺も見てき来ました。オカシイと訴えもした。なのに…」
倫「今年の風歌の誕生日の少し後に、5ヶ月前…とある事件で風歌は…」
別れて暮らしていても、風歌ちゃんと交流が無い訳じゃ無いのだ。と、源本さん
お姉さんに、風歌ちゃんに起きた事を知らされたのだと…
心紀「この事を施設側は、認めず、謝罪も無し。隠蔽さえ…警察の下した判断も到底納得出来無いモノだった」
風歌ちゃんが、この病院に入院している理由
入院している中で、知り合った冴多ちゃんと、御厨くん。源本さん
涼也「山乃さんから、ふうちゃんと、るなちゃんの悔しさと、正義を訴える力を貸して貰おうと冴多先生が」
英士「るなちゃん?従姉の?」
倫「冴多先生が、山乃くんなら風歌の悲しみを癒してくれるかも。と」
食事介助の時
介助する側の都合だと思う
お粥の上に
市側の職員が
なんと…
薬を上にのせたのだ…
それは
『食べなさい』
と言われても
口を開ける訳がないと思う
それで介護者が
お年寄りを怒るのは
ありえないでしょう?
可哀想で
見ているのも辛かった…
『そのように介助しなさい』
と言われても
とてもじゃない
一度私は家で
同じ様に
ご飯の上に
風邪薬を粉々にして乗せて
食べようとしたのだけど
もうほんの一欠片も …
米粒一つに
一粒の粉
が乗っていても
飲み込める
代物ではなかった…
私はなるべく
初めにご飯を
薬が混ざらない様に
薬だけなるべく
スプーンに乗せて
口に運んで頂き
素早くお茶を飲んでもらって
その後
少しでも美味しく
食事をしてもらおうと…
それを見て
先輩の介護職員等が
睨んで来たりしたのには
(それになぜ慣れてしまっているの?)
と憤りを覚えたのだった…
その様な
いくつかの理不尽が
介護の現場
には
いくつもあった
ので
この先ももう少し
書かせて頂きたいと思う
(風歌ちゃんに何があったの?)
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