血筋
阿呆か
隣の芝生は青々と
馬鹿な
芝生の主が怒っている
なんで
ぼうぼうと、そのままに
そして
怒号が消えて、誰もいない
ああ、
あんなに青く茂っていたのに
ああ、
結局、人はこんなもん
くだらぬ、
臭いが凄いので、名も知らぬ
血筋にお願いをした
あの芝生を焼いておくれよ
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