10月18日
知らないおじさんに道で粘着され、追い回される夢を見て目が覚めた。
こういうひどい夢を見たときの、「ああ、夢でよかった」という安心感と、そんなものを見た疲労で、わたしはくたびれた。午前四時四十四分だったのが、余計に不吉に思われた。
夢占いのサイトで検索した。不安とストレスらしい。そんなの偉そうに言われなくたってわかっている。馬鹿にしてんのかな。
水を一杯飲み、椅子に座った。
静かだ。
みんな眠っている時間に一人、起きているとなんだか不思議な気分だ。もうすぐ朝だ。散歩をしたりして気を紛らわせるといいのかもしれないけれど、さすがに夜は寒い。
いま働いている人たちのことを考える。
わたしはもう一度眠るために、布団に潜り込んだ。
朝、起きれるかな、と心配すると、余計に眠れなくなる。だったら起きていようか? 明日体力がもたないし……。中途半端な時間、あれこれ思いを巡らせていたら、ばたんと意識を失った。電源が切れたみたいな就寝。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
「今日はなにー?」
「今日は冷凍食品の日〜」
我が家の冷蔵庫(冷凍)の常備品は「エビピラフ」です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます