5月27日
母はよくアニソンや特撮の歌を歌った。
あっれはーだれっだっ、とか、
でーんじでーんじでーんじまん、とか。
僕が小さい頃によく観ていたから記憶に残っているのだ。
たまに口ずさんでいるのを見かけると、少し寂しい。年をとってしまったこと。そして母の願い通りの生きていないことに。
きょうもどこかででびるまん、と母は歌っている。
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「今日はなにー?」
「今日は百人一首の日〜」
京都の中学生は百人一首を覚えさせられ、かるた大会も開かれるらしい、と聞いた。都市伝説かもしれん。というか友達の学校がそうだったってだけでは?
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