お邪魔します。
しっかりとした文章が素晴らしいですね。
細やかな動作の描写が、じんわりと光景を映してくれるようです。
ショーンが女神に選ばれた理由もわかりました。メラニーの出自と目的がまだ不明ですが、この2人の出会いがどのように影響していくのか興味があります。
作者からの返信
お読みくださり、ありがとうございます。
書いてからだいぶ経っているもので、今読み返すとちょっと三点リーダー多すぎだなと思いつつ(汗)。
ショーンは、女神に選ばれるのも納得の人格ですよね。本人には自覚がないのだけれど。
メラニーちゃんの出自や望みは、一章の終わりには明かされます。よろしければ、そこまでおつきあいくださいませ。もちろん、無理にとは申しませんので。
斑猫です。
ショーンさん、精霊と人間の混血だったんですね。しかも精霊の方が母親だったとは……私事で恐縮ですが、拙作の主人公も混血(妖狐のクォーター)なので、舞台とか境遇は色々と違うのですが、勝手ながら親近感を抱きました。
人外や精霊との混血で、最近の小説では父親が人間って設定は珍しいなと思っていた次第です。妖怪ものでも「半妖」は母親の方が人間という事が多く、結構疑問を抱いておりました。なので、精霊が母親と言う設定は個人的には嬉しいです。
(拙作主人公は母方の祖母が妖狐で、母から妖狐の血を継いだという感じです)
それにしても、身内もなく故郷もなく放浪するという所に、青年ながらも悲哀と言いますかそこはかとない渋さを感じました。
ではまた。
作者からの返信
一気に第一章をお読みくださったんですね。ありがとうございます!
以前作品をお見かけしたとき、九尾狐絡みのお話を書いていらっしゃるのかと興味を惹かれました。いろいろあって読みに伺えていないのですが、九尾狐絡みの作品って好きなので、実はずっと気になっていたのですよ。
そうですね、言われてみれば……玉藻御前にしろ葛の葉にしろ、昔の日本は母親が人外の物語が多かった気がするのですが、今は逆転していますね。不思議。
彼もさすがにまるっきり一人で生き抜いてきた訳ではなく、人に助けられた経験もあります。
いずれ彼の過去も語ろうと準備はしています。その経験を書かねば、7話の説得力が足りないんですよね……。わかりながらも、第一章には入れられませんでした。長くなりすぎるし。
本来は第一章で終わる予定だったこの物語。二章以降は断片しかないので難航していますが、のんびりと更新しています。よろしければ読んでやってくださいね。
ショーンは精霊と人間のハーフだったのですね!
精霊の血をひくが、特に能力はない。
畠中恵の「しゃばけシリーズ」の若旦那みたいな感じですね(こちらは妖と人間のクォーターですけど)
彼が過酷な過去をどうやって乗り越えて行くのか?
こういうストーリー好きです
作者からの返信
ありがとうございます!
はい。ショーンは精霊と人間のハーフです。で、精霊たちと一緒に暮らしていました。
人間の住む世界と精霊たちの世界は階層が違うと申しますか、いちおう同じ世界上にあるのですが違う次元にあって、自由に行き来できる場所ではないんですね。かなり強い魔力や生命力を持つ人間なら、次元の壁に穴をこじ開けることもできるでしょうが、出入りするだけで力の大半を持っていかれちゃいます。
精霊たちの世界は人間界よりずっと狭いので、逃がすには人間界のほうが確実だろうと神官さんは判断したのでしょうね。かなり力を消耗するから、すぐには追えないし。
ショーン、乗り越えたと言ってますが、あの傷はそう簡単に癒える深さではないですから……。