第1話:青い国
日記を辿るとは言ったものの、1番最初に行った国はここからだと1番遠いんですよね……、
仕方ないので日記の最後に書いてある国から行ってみましょうか。
「……なんですか、この国」
本当になんなんですか、何にも無いじゃないですか、日記の内容が薄い理由が分かりました。
取り敢えず、宿は取りましたが……見る所ありますかねこの国、まぁ、見て回ってみましょう、ここで私の記憶が戻る要素があるか分かりませんが。
分かってました、分かってましたとも、いい所を言うならご飯が美味しい所でしょうか、
それ以外は普通です。
でも妙ですね、日記には青い光と書いてあったり、この国が好きになったと書いてあるのですが、情報が無さすぎます、取り敢えず夜まで待ちますか。
「……暗いですね」
夜は凄く暗くなりますね、この国なんか理由があるんでしょうか。
「……うわ……へぇ、なるほど」
何もなくて暗くなる理由はこれですか、まさかの星ですか、確かに青く光ってます、これは綺麗ですね。
宿主に星の事を聞いてみたところ、何故かこの国の中だけ、青く見えるそうです、誰も原理は分からないとのこと、これは、とても良い観光資源ですね。
朝です、なんか凄くスッキリ起きれました、
次の国へ行きましょううか。
門兵「あの」
「えぁ……はい、なんでしょう?」
門兵「この国は、良かったですか?」
「……ええ、とても綺麗で素晴らしい国だと思います。」
門兵「それは良かった、貴方の旅に幸福がありますように。」
こういうところも記憶があった時の私が好きになった理由ですかね。
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