私は情報屋

戌井 ちぃ

私は情報屋

私の名前は戌井平。ペンネームに見えるけど、実は本名だ。

まあ突然エッセイに手を出して何をするのかって言っても特に何もするわけではないからね。今までの高校生活を振り返って小説にするくらいかな。


さて、いつもは三百文字くらいだから今日は文字稼ぎに一つ小話でも。

私が創作活動に入ったのは小学六年生からなんだ。意外でしょ?

ツイッターもそのときに始めたんだよね。アカウント名はたまキャラ。探してみると今でもあるはず。あの頃はドット絵とかをpixivに出したり、たまにツイキャスで生配信したりとか。まぁまぁ楽しかったんじゃないかな。

でも楽しかったのはほんの一部だった。中学の時に経験したよ。創作活動をするならば、誰もが通る道。

スランプだ。

もうあの頃はすっごく辛かった。何しても頭に入ってこないし、ピンとこない。

そんなときに書いてたのはエッセイ。

そう、今まさにスランプ状態なのだ。

まあその話は置いといて、高校生の時に移ろう。

高校は偏差値の低い農業校。畜産科に入って今は牛を飼育している。

私はもともと動物が好きだけど、そんな生活はなくなったんだ。

母を失った。しかも、私は母しか親を知らない。

単刀直入に言うと、私は孤児になった。

まぁそろそろ成人になるから被害はないけど、精神の被害はめっちゃデカかった。もうハンマーでバッコーン!みたいなレベル。

卵の殻なんて粉になるよ。

でも辛いことを乗り越えて私はまた成長できた。

だから今こうして小説を書いている。スランプだけど。

私が言えることは、やっぱりこれしかないよな。親を大切にしろよな!


とまぁ、いいことも言えたし、文字数も稼げたことだし、さっそく本題に移ろうか。

私の高校生活について全て話そう。

私って、文化部の代表って言われるほど体が弱くて、腹筋も0、持久力0、おまけに握力は平均10っていう女子にも笑われる体力なんだよね。あ、シャトルランは20回。安定のビリ。あれって最初に脱落するの結構恥ずかしいから心理戦と体力戦でめっちゃ辛い。誰だよシャトルラン考えたやつ。見つけて腐らせたきゅうり食わせてやりたい。

まあそんな私だけど一番得意なのは想像力とPCとアドリブなんだよね。PCはもとから使っていたからいいし、アドリブは小学校の頃からずっとやってたダンスで鍛えてたし、想像力は創作活動の歴からっていうように昔からやってきたことが身についてるんだよね。でも、それが凶と出てしまって、「男なのに弱いな」とか「きっも」とか暴言を受けてきた一年生だったの。いじめだね。挙句の果てには私は何もしていないのに大怪我して私の責任になったっていうのもあった。あのときはまじで停学にされかけた。

とまぁそんな一年生はおわらせて、次は二年生。

二年からはバイトを始めた。ブックオフが近場にあったから面接に...って思ったらすんなり合格。面接不要。

私がやっているのは生産と補充。

生産はアルコールを本にかけて背表紙と表紙を拭く。その後にラベラーっていう道具でガチャコンガチャコンっとラベルを貼るっていう感じ。

補充はない本をそこに入れ込んで棚を埋めること。

最初はノートにメモしてやってるけど、今では、まだノートに頼ってます。ありがとうノート。

あ、そうそう、バイトしてたときに気づいたのが、男女比がえげつなくて、男性1:女性9っていう驚異の人数比。なのでトイレ掃除は男性トイレと女性トイレをしなきゃいけない。しかも道具は女性トイレ。

読者さんの女性の方はびっくりするだろう。

そう。女性トイレに入らないと清掃ができないのである。そしてあえてここで言おう。

私はしょっちゅう女性トイレに入っている。

はい。変態発言ですね。でも仕方ないんです。道具は女性トイレにあるんだもん。

まあトイレの話もバイトの話も一区切り。

高校二年生になった私は早速意識を改めて勉強...というところで謎の刺客、コロナウイルス。

そう。一ヶ月の休校が入ったのである。正直すっごい暇。

ずっとゲームを作ってたり、ゴロゴロしてたり。まぁとにかく暇なんよ。

やることなんてありゃしないからね。宿題ないし。

この休校が終わって、今は六月。期末考査もないので赤点の概念もない。

しかも2次休校が出そうという噂もちらほらと。休校してもいいけど、されると分かることは留年確定。

まじどうしようかと悩んだときに目をつけたのが情報屋。

そう。情報屋を見て、私は学校の情報屋になった。これがかなりいい内職で。

一つの情報につき100円~500円。情報仕入れも楽しいし、いいときには二千円も売れたり。

猫の情報や、テスト範囲、レポート情報など学校に関係することもあれば関係しないことの情報を取り扱ってるだけ。

情報屋とバイトを掛け持ちしているけど、私はこの生活が一番楽しいかもしれない。

でもこれだけは言える。

私みたいにはなるなよ?


私の日記終わり。

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