後日談弐
有神論者のつぶやき「合同執筆」
失敗は成功の素。
失敗した分だけノウハウが蓄積されて。
成功に辿り着く。
本来の意味はこうなんです。
現代人は言葉の意味をかなり間違えており。
「あざとい」は小賢しいという意味だったり。
「正義」も「正しい道理」「人としての正しい道」であったり。
悪を倒す英雄のことではありません。
何を学んで大人になったのか分からない。
そんな堕落は避けないといけませんよね。
「道理はすべてを支配する。」
私達は「賢さ」を売って「知恵」を買いました。
愚か者は買うことができないのに。
手に代金を持って棒立ちしております。
宗教を持つ人は学問と芸術を持っている。
ゲーテの言葉ですよ。
故事や古典などは重要だと結論付けています。
それは必要に駆られたか。
必然の産物であり。
奇跡でもあるからです。
こんなことわざがありますよ。
「裏には裏がある」
意味。
真実な話なのに実は別な意味をもっているの意。
表面に出ない事情が複雑にいりくんでいて真相が計りしれないというたとえ。
理解できないほど高度なものですよね。
こんな気の利いた言葉もあります。
人間にもっとも多くの災いをもたらすのは人間である。
出典。
大プリニウス
ガイウス・プリニウス・セクンドゥス。
1世紀・古代ローマの博物学者・政治家・軍人・西暦23~79。
「自然史」
確かに。
人間自体が災いになりますよ。
無神論について。
とあるインテリさんは。
神が存在する証拠があるので。
無神論という信仰を持つことにする。
なんて凄い事を言っていたりも。
そんなこと言われると手も足も出ません。
格言は言い得て妙。
歴史はアート。
人の芸術品でもありますから。
このような超自然的な記述はたくさんあるのです。
間違って言葉や史実が伝えられる事態は防がないといけません。
かつてインターネットは情報で氾濫して溺れました。
誰もが都合の良い「真実」を求めました。
すべてが愚かな解釈でした。
インターネットは気軽に書けますが。
大抵は衆愚の一員が執筆しておりますので。
愚かな解釈を広めることでしょう。
反対に正しい事を言っても中々通りません。
ゲーテはこう書き記しています。
私が愚かな事を言うと、彼らは私の言いぶんを認める。
私の言うことが正しいと、彼らは私を非難しようとする。
(温なクリーニエン、第四集、ゲーテ格言集。)
おもしろいほどよく当たる言葉ですね。
学校で習うのは基本的なものなので。
本当の高みに至るには。
独学が必要なんだと思います。
むかしは「大衆教育」なんて揶揄されちゃったり。
書き物は偉人が片手間によくやる趣味なのですが。
こういう文章も失敗やノウハウが活きたものです。
文学の専門学校では。
宗教から芸術まで。
様々な分野を学ぶ必要があると伝えられ。
文学にはいろんなスタイルがあるものです。
公には公開されていませんが。
種類は豊富です。
知る人は居ないでしょう。
私達はシェイクスピアをコピーしています。
あんな凄い物を超えられないので。
コピーしたに過ぎません。
それでも通用するものです。
ノーベル文学賞までコピーしています。
情けない?
いいえ。
偉大な人物には及びません。
謙遜が必要です。
謙虚が必要です。
私達も所詮は歴史を土台に存在しており。
歴史から得たもので行動出来ています。
歴史が教師。
とにかく学んで。
よく吸収して。
いっぱい行う。
単なる学生であり。
歴史がくれたもので成り立っています。
そんな程度なのです。
歴史を冒涜するのは辞めました。
有神論者としては。
神様がそう仕向けたのだと思い。
学校の掲示板にこの論文を貼り付けようと思います。
「夏休みの成果」として発表され、高得点。
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