第2話
環奈ちゃんが住んでいる街は広々としていて。
市街地が集中しており。
郊外は草原と林に囲まれています。
渚沙。
「それで?」
「ヒントは?」
環奈。
「仮面をつけた男性を探し出せ。」
「だって。」
美玖。
「同時に宝探しも開催されているよ。」
「いろんな所に財宝を設置したって。」
麻友。
「中々気が利いたイベントですよね。」
環奈。
「探し回っている人が居るよー。」
「簡単には見つからなさそう。」
渚沙。
「仮面をつけた男性?」
「他には無いの?」
環奈。
「どこに居るのか分からない。」
渚沙。
「詳細があるわ。」
「衣装を着てどこかで待機しているようね。」
麻友。
「ヒントはゲームマスター。」
「ゲームマスターが誰かを当てるゲームですね。」
美玖。
「ヒントがそこら辺に転がっているみたい。」
「ほら。」
「看板に一丁目のあの人かもよ?だって。」
環奈。
「簡単には断定できなさそうだねー。」
西洋の街並みを外れて。
大きな公園に行きましたが。
何も発見できませんので。
この日は撤収。
環奈ちゃんは国で一番の剣士の娘で。
そこそこの豪邸を構えています。
中学生に上がって。
シグルブレイドを受け賜りました。
これは鉄も切り裂く威力を持つ剣刀です。
父親は王様の家来で。
いまは遠征中です。
王様の趣味で舟遊びがあるので。
同行しています☆
この日は家に帰ってきませんでした。
環奈ちゃんは日記に記して。
次の日も捜索に出かけます☆
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