第一回芦花公園百物語 百話目に代えて

諸注意

　芦花公園百物語は伝統的な百物語に則ってあらゆる恐怖譚や幻想譚を九十九個集めて皆さんで読み合う企画です。なので、緻密な講評や特定の作品になんらかの賞が出ることもありません。参加者の皆さんは全作読んで下されば嬉しいです。

　今回は体験談、実話も多く投稿されているためそういった物語については文字通り感想を言うだけなのですが、小説の形式で投稿してくださった作品に関しては疑問点などを言う、講評のような形になる場合があります。あらかじめご了承ください。

　小説のことは良く分からないので、講評（と言う名の感想）はすべてあくまで恐怖を感じるか、ホラーとして成立しているか、ということにフォーカスしたものです。

　個人の感覚ですがホラーで大事なのは結果です。つまり、ネタバレは致命的です。

　なので今回はなるべくネタバレにならないように核心部分を避けた感想にしているつもりです。それでもどうしてもネタバレになってしまう部分もあるかもしれませんので、できればこの百話目を読む前にすべての話に目を通していただければ幸いです。