用語解説(ネタバレのため、閲覧注意)
各章
用語解説_1章に相当
【物語関連】
≪世界再興物語≫
星の滅亡から栄華に返り咲くまでの物語。世界各地に似通った内容で点在している。
文献・絵画・壁画・石碑・石板・言い伝えなど、数多くの伝達手段で継承されている。
全てを
全てを
【仮面関連】
≪仮面≫
[概略]
ある一定の性質が宿る代物である。その仮面は世界各地に存在している。
世界再興物語では滅亡の危機にあった星を救いし原動力として語られており、現実では事をなす動力源として重宝されている。
仮面は単体だけあっても意味がない。仮面を被りし者がいて、始めてそこに宿る性質は発揮される。生命体、もとい人間を媒介に仮面に宿る性質は再現される。
それは誰もが扱える代物ではない。
扱える者が限られており、その使い手は
仮面にある一定の性質が宿る特殊な代物と元々存在する普通の仮面の違いは2つ。
1つは
もう1つは仮面を被った瞬間に誰とも分からない肉声を耳にするか否かである。もちろん、肉声を耳にするのは特殊な仮面の方である。
肉声は道徳の一環と思われており、使い手たちの大抵は、その内容を気に留めていない。世界再興物語同様、
また仮面による性質の再現は生命体1つに対して、1枚まで。
被った枚数分の性質を手にすることはない。先に被った仮面に宿る性質が生命体の肉体に展開されているせいで、新たな性質は拒まれる。先に被った仮面が生命体を占有しているため、重ねて被っても意味がない。
複数の仮面に適合する者であってもこの法則に
[由来]
世界再興物語に言及されている。
言及されている物語上、仮面に宿る性質の原型は星に刻まれた史実から汲み取ったものだと言われている。それを仮面に封じ込めただけだと言う。
世界に仮面をばら撒いた存在、自称:来訪神がその2つを可能にする仮面を持っていたから、成し得たとのこと。
このことから世界にばら撒いたとされる仮面に模範となる代物があることが分かる。
[仮面に宿る性質の分類]
以下の6つに分けられる。
・超常現象を引き起こす力を持つ性質。
例えば、サイコキネシス・ブレインコントロール・サイコメトリー・シンパシーなどが挙げられる。
・自然現象を引き起こす力を持つ性質。
例えば、熱・雨・風・雷・氷などが挙げられる。
・肉体の枷を外し、潜在能力の解放を促す力を持つ性質。
例えば、反射神経・筋力・学習能力・問題解決能力などが挙げられる。
・かつての星に存在した生命体に変身する力を持つ性質。
また辛うじて生息している生命体も含まれる。
例えば、動物・昆虫・細菌などが挙げられる。
・空想の存在だと扱われた生命体に変身する力を持つ性質。
また実在しても表舞台に立たなかった生命体も含まれる。
例えば、神仏・悪魔・妖精・妖怪・怪物などが挙げられる。
・事象や概念をモチーフにした力を持つ性質。
例えば、享受・伝播・所有・波乱などが挙げられる。
[仮面の種類]
・
世界にばら撒かれたとされる特殊な仮面の祖。枚数は17枚でされており、1種類につき、1枚だけである。その情報は
・
≪
[概略]
仮面に宿る性質を扱える者。
仮面との親和性がある程度でなければ、その性質を引き出せない。
見極めは仮面を被った瞬間に分かる。
被った仮面に宿る性質を扱うに相応しくない者の場合、拒絶された意が耳に届き、被った仮面が外れる。
逆の場合、制約と思える内容を耳にして、被った仮面に宿る性質が最も発揮できる姿へと肉体が変態する。眩い光に包まれ、仮面に宿る性質を再現した姿へと変身する。仮面との親和性が高いほど、その性質の真価に迫れる。
ただし飲食できないから、味覚は封じられている。
口内を切ったときに流れる血液であれば、感じることはできるものの、外部からの摂取による作用は不可能である。生命体の性質を宿した仮面であれば、それも可能ではあるものの、それに該当しない仮面であれば、ほぼ不可能である。
外見は調整できるものの、仮面がなければ、いじくることはできない。
また好き勝手できるわけでもない。
調整はせいぜい一回り・二回りが限界。本来の姿を基準にしているから極端に大きくも小さくはならない。
そして内に宿る性質を発揮する場合は本来の姿に戻るのが最善である。
内に宿る性質に耐えきれない可能性と生存することを前提にしていれば、それを扱うに相応しい姿に戻るのが好ましい。
調整次第では姿を変えたままでも内に宿る性質は行使できるものの、真価を発揮させるのであれば、本来の姿にならなければならない。体質さえ手にできていれば、前者はどうにかなるものの、後者の場合はどうしても避けきれない。
[
仮面に宿る性質を扱えるに足るだけの親和性を持ちえていることを除けば、以下の3つ、全てが当てはまっていること。
・生者であること。
・仮面に宿る性質を再現する肉体が存在していること。
・仮面に宿る性質を再現するエネルギーが足りていること。
[
恩恵は役割が終えしときになくなる。
そのときは然るべき使者を遣わせ、回収させる。
その恩恵を失いたくなければ、役割を全うしろ。
さすれば、恩恵は永遠不滅のものとして存続する。
そのことを肝に銘じて、仮面を使え。
[
世界の常識とされているのは以下の6つのどれかに該当していることである。
・仮面に宿る性質を扱えるに足るだけの親和性を失ったとき。
・生命活動が停止したとき。
・仮面に宿る性質を再現するに必要な肉体が失われたとき。
・仮面に宿る性質を再現するに必要なエネルギーが注げなくなったとき。
・仮面を被る当人の意思で仮面を脱いだとき。
・並大抵ではないが仮面を壊したとき。
仮面の性質で引き
≪
[概略]
≪
[概略]
元々星に存在した生命体ではなく、仮面がばら撒かれた後に誕生した生命体。
外見は己の意思で変えられ、内に宿す性質を扱うに相応しい姿で過ごす者や人間に近しい姿で過ごす者もいる。変異点さえ目立たせなければ、人間社会で暮らすこともできる。
しかし大きさはそこまで融通が効かない。
調整はせいぜい一回り・二回りが限界。本来の姿を基準にしているから極端に大きくも小さくはならない。
そして内に宿る性質を発揮する場合は本来の姿に戻るのが最善である。
内に宿る性質に耐えきれない可能性と生存することを前提にしていれば、それを扱うに相応しい姿に戻るのが好ましい。
調整次第では姿を変えたままでも内に宿る性質は行使できるものの、真価を発揮させるのであれば、本来の姿にならなければならない。体質さえ手にできていれば、前者はどうにかなるものの、後者の場合はどうしても避けきれない。
その辺の事情は
ただきっかけが違う。
その分、エネルギー消費が激しい。
内に宿る性質の保持、形態変化する手順の保持、その変化を実践することの保持を仮面に肩代わりできない以上、避けることはできない。生存に関わることなので切り離せない。
大食漢であるのが悩みの種である。
その欠点を差し引けば、人種より優れていると言える。それが理由で
【組織及び団体関連】
≪
人種主導を敷く東の大陸を統べる3つの統治機構の総称。
各統治機構の主義主張に違いはあっても、世界にばら撒かれた仮面の管理と国・都市・町・村を形成した全体の統制は共通している。
統制に関して言えば、統治機構が目指す形に誘導する監督が各区画に置かれている。強権を
また
自分たちも似通った存在を囲い込んでおり、
個人はともかく、集合体としては秩序を保つように行動している。
その成果が認められているから
≪
[概略]
かつては星全土を統治していたが、今は東の大陸の中央部で手腕を振るっている。
それでも人種最大勢力を誇る組織である。
活動目的は世の中の発展である。そのために
もちろん
能力に見合った職務に準じた
ただし本部には所属させてもらえていない。
本部に所属できるのは
また
支部や専門機関に所属する
単純に
そのために実績を上げ、自身に相応しい仮面を与えられる審査を受ける権利を手にする。それを行使することで自身に相応しい仮面、
世の中の発展のために活動に勤しむ優秀な人材、
また組織に属さなくとも
この方法、もしくは
そして
例外はなく、公式の担い手である存在以外は
西の大陸にある
日夜戦いが巻き起こっている、東と西の大陸で陸続きになっている場所。
さらに全てではないにしろ、常に争われていない、東の大陸に踏み入れられそうな場所。
そこに防衛網を
しかし
被害と損耗は確実にあり、問題は消えない。
[
[
戦闘を生業とした集団。攻勢に転じ、標的の武装を無力化に図る活動に勤しんでいる。
[
防衛を生業とした集団。対象の健在を優先し、外敵がばら撒くものから守り通す活動に勤しんでいる。
[
密偵および探索を生業とした集団。情報収集とその操作により、時世を乱さず、発展へと促す雰囲気作りに勤しんでいる。
[
裁定および執行を生業とした集団。不穏分子を
[
仮面の管理を生業とした集団。仮面の回収とその保管、そして相応しき存在に授与して、さらなる発展に繋げる存在に仕立て上げる活動に勤しんでいる。
[
各自治体や支部や関連組織の運営を生業とした集団。立案面・実務面・外交面など、様々な手腕を以ってして、各所を
[
[
各
[
最も低い
当然、問題行動を起こす者であれば、昇級されることはない。組織の足かせとなる存在は必要とされていないため。
[
職務・職場・区間などに
[
[
[配属]
そして本部・支部・専門機関に配属される。
本部に配属されるのは
本部であれば、
もちろん、支部や専門機関にも
[
それを行使すれば、
その儀式で自身に相応しい仮面が判明し、
判明しても、保管する仮面に含まれていなければ、手に入り次第、仮面が授けられる。その時点で相応しい仮面であるのかを確認する意味も込め、再度、
しかし相応しい仮面が判明しなければ、その資格は
いつまでも可能性の芽がない者に構っていられないため、権利を取り上げている。各分野での活動の担い手の輩出を優先しているため、他の者に機会が巡るようにしている。
その機会を手にできる、
1つは
もう1つは
[
一族にもたらされる因果は不明だが、その特性に目をつけた
しかし圧倒的に力差があるからと言っても、馬車馬の如く、働かされてはいない。
この協力体制を崩したくないため、適度に緩めている。そのため、
≪
活動目的は世界にばら撒かれた仮面の究明とその再現である。そのためであれば、
前提としてあり得ないことかもしれないが、仮面の究明の一環として、被った枚数分、仮面に宿る性質を発揮できないかの研究を行っているが、成功したことはない。
しかし研究成果の一部を対価に見逃してもらっている。
仮面の所持は
だから
正式な移住のための手続きはあるものの、真面目に臨んでいれば、通過するのは数年先になるため、大抵、統治機構に利益を流す方策を以ってして、移住している。
手早く済ますため、
また危険性に見合った手間賃が弾まない限り、引き渡していない。
≪
活動目的は西の大陸からの侵入者の対処である。そのためであれば、
それでも戦場での活躍を前提にしているため、
しかし活動目的が西の大陸からの侵略者の対処に絞られているため、見逃されている。
西の大陸にある
日夜戦いが巻き起こっている、東と西の大陸で陸続きになっている場所。
さらに全てではないにしろ、常に争われていない、東の大陸に踏み入れられそうな場所。
そこに防衛網を
しかし
被害と損耗は確実にあり、問題は消えない。
≪
統治機構の支配下にある地域を指している。
例えば、
≪
ホコアドクを1年近く不当占拠する暴力組織。100名近くの手勢と組織が抱える
元
体制を盤石にするため、周辺の町や村に
町の人々による反乱を機に鉄製の首輪が
また町からの脱走を許されておらず、取り締まるための警備網が敷かれている。
その網に引っ掛かり、逃走は失敗に終わることが多かった。
万が一、逃げられても連れ戻されていた。
その両者にはより過酷な制裁を与え、町の人々に逃げ出す無意味さを
基本、町の人々を対象に悪事を働いており、部外者に手を出すことは滅多にない。目に分かるように
目に余る存在だと認識されているものの、担当区域内の治安組織が事態を収拾できないほどの
個人から集団まで。素人から専門家まで。無名から有名まで。
そしていよいよ手がつけられるものはいないとされてから
≪
ホコアドクの不当占拠に
しかし1章2節10項(14枚目)の時点で全ての
≪
かつては
自称:生命体の頂点としての
全ての
少なくとも表立って批判するような者は
迎合したくなければ、
また
それ故に協力している。
現在、
【地名】
≪ホコアドク≫
辺りは草原が広がり、西の港町と東の温泉街に通じる森が近くにある。
1度、町の人々は
それ以降、
一時期、苦痛から解放されようとして
気に入られなければ、最悪、殺されてしまう。そこまでいかなくとも、より苦痛を味わされる可能性もある。
少なくとも標的にされやすくなる。
全ては
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