第11話
「そうだな、あれは、とある日の放課後のーーーー」
「ちょ!ちょちょ、ちょっと待った!」
「なんだねみぃくん。ここからが面白いのに」
「ここからも何も今から始まりでしょう!ご飯食べに行くんじゃないんですか?」
「む、そうだったな。それじゃあ続きはご飯を食べながらでもしようか」
あ、結局話はするんですね。
その後、一回に降りていき、レストランで食事を取ったのだが、俺はハナミさんの話は長すぎて聞くのを諦めた。
メリィちゃんは一生懸命ふんふんと聞いていた。やっぱり女の子って恋バナ好きなんだな。
まぁ、最終的にハッピーエンドらしかったから良かった。
そして、俺達はその後昼前にホテルをチェックアウトし、みんなに別れを告げてからホテルを去った。
「ねね、みぃくんはあれ、正式にイベント始まったら行く?」
「正直迷う………行くならちゃんとホテル予約してから行かないとね」
「……たくさん疲れたもんね……」
ポケットに入っているのは、神田さんから渡されたイベント優先券。これがあれば優先してあのスティックヒューマン・VRができるというやつである。
「………メリィちゃん行きたい?」
「うーん……私はいいかなぁ」
「じゃあ俺もいいや」
神田さんには悪いけど。在原に渡してやろう。
もうすぐ、冬が来るーーーーー。
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これにて第六章は終わりとなります。残すべき章も残り二つとなりました。
こえよめは書籍化を目標にこの作品を書いております。
メリィちゃんとみぃくんのイチャイチャをこの手に取って読みたい!という糖尿病患者希望者はぜひぜひ星での評価やフォローをよろしくお願いします。
それと新作である『エルフ、拾いました』の方もよろしくお願いします。今のクソ長い題名文化に完全に喧嘩を売っております。是非読んでみてください。
ネクロマンサーの方も読んでくれてもええんやで(ボソッ)
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