幕間

声しか知らない旦那様

 ゲームを開けば聞こえる。私の大好きな声。


 いつもその声に救われて、私は私でいられる。


 聞くと安心する、私の大切な、大切な


『俺……メリィちゃんに………指輪渡したい……』


 嬉しかった。たとえゲームの中でも君に指輪を送られるのは。私のために頑張ってくれる一生懸命さが好きだ。


 おかしいと思うなら笑えばいい。でも、確かに私は、キミの声に恋をしたのだ。


 ………キミも、同じだといいな。みぃくん……。


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すいません。出し忘れてました。

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