裏切り者のブラックボード

@mimicJ

第1話記憶を失くした少年

 この世界は4つの国に分かれている


 北の国ノース

 北の国はエルフ、人間、魔族、リザードマンなど

 多種多様な種族で統一された国である

 

 国王ストラガノブは願い事がなんでも叶う

 ブラックボードを手に入れて、残り3つの国

 を支配しようと目論んでいる。

  

 この物語は記憶を失くした少年ガーネットが

 ブラックボードを手に入れる物語


リザードマンが経営する北の酒場ビーストでは、

 今日も賑わっていた.賭け事が禁止されてない

 この酒場は、命以外なら、なんでも許される

 

 ガーネットはこの酒場の常連客だった

 常勝無敗の赤眼と呼ばれていた、

 

 から..ん から..ん  ドアのベルが鳴った

  黒服の男[チェスをやりたいんだが、ここで、

   一番強い奴はだれ?]

 

 リザードマンの主人はガーネットを指差した

 ガーネット[やってもいいが、金貨1枚からスター

 トだけど]

黒服の男[それでいい、始めよう]


一時間後....


ガーネット[もう一回だけ勝負してくれ、次は勝つ]

黒服の男[もう5回も負けてるのに諦めないのか?]

ガーネット[あと、一回分の金貨はある、お願いだ]

黒服の男[お金はもういい、もともとお金が目的で

チェスを始めたわけでは無い]

ガーネット[じゃあ...]

黒服の男[負けたら、記憶をもらう]

ガーネット[記憶?]

黒服の男[はじめよう]


10分後....


黒服の男[ガーネット、お前の負けだ記憶を全て

消させてもらう]


次の日酒場ビーストにて。

 リザードマン[起きろ...起きろー!]

 

酒場ビーストは大きな声が鳴り響いた

 リザードマン[指名手配書が回って来て、

 昨日の黒服の男、兵士に追われてるみたいだ]


ガーネット[なんの事、記憶が無い]

 

 リザードマン[酒場ビースト...お酒ものんでないの

 になんで覚えてない?]

ガーネット[名前以外、全て忘れている...]


リザードマン[なんで、名前は覚えているの?]

ガーネット[ポケットの手紙に名前が書いてあった

 お前の名前はガーネットだと]

 

リザードマン[昨日みたいなのは、気を付けろよ

 黒服の男に6回も負けて、眠ってしまうなんてな

 まぁ.,.手紙にブラックボードを探せて書いてある

 な昨日の黒服の男、東の国、居るかもな]


リザードマンはそう言って去って行った


 ガーネットは黒服の男を便りに、東の国イースト

 ウッドに向かった

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