第382話🍅トマト姫の闘病生活⑭

 最初入院した時に、ほとんど右側の肺は機能していなくて、片方だけで呼吸していた状態で、家族を呼んで説明されたのは、呼吸が途絶えた時にどうするかと言うことでした。

 喉を切開して呼吸することを選ぶ(これはかなり痛みを伴う)

 そしてこちらを選ぶと、抗がん剤や手術の選択肢が無くなる。

 もう1つは緩和ケア、モルヒネなどを使って緩和させる。

 これは死を選ぶことですね。


 そのどちらを選ぶなんて出来ないですよね。


 結局、緩和ケアを選んで最悪の時はそうして欲しいと頼みました。


 検査を急いで貰い、抗がん剤が有効であると聞いた時には皆で泣きました。抗がん剤が使えないタイプのガンもあるそうです。

 幸いにして使えるタイプでよかったです。


 最初は右側では全く呼吸音が聞こえなかったとも言われました。怖いね~!😱


 最初に色々説明してくださった看護師さんに感謝です。

 最悪のことしか言わない先生の言葉を分かりやすく説明してくださり、薬剤師であることを告げると「あなたしか伝えることが出来ないことを患者さんに伝えて上げて、そのためには生きなくてはだめ」

 と言われました。

 薬局に乳がんで片胸を全摘出した先輩薬剤師がいます。

 確かに、経験したからこそ患者さんの身になって話すことも出来ますからね。


 本日、無事に2度目の抗がん剤投与されました。


 抗がん剤って毒なので、コロナ並の完全防備で投与されます。

 防護服、手袋、マスク(結構ガチの)

 最初の15分は5分毎に検温、血圧測定されました。


 前回は個室にポータブルトイレを置いてあったので、排泄の度に防護服を着て処理されてました。

 薬剤師として知らないこともいっぱいです。


 2時間くらいで抗がん剤2回目終了


 なかなか食べられないので、コンビニ(売店)まで連れて行ってもらいました。

 フルーツゼリー3個、100%のジュース、カリッと手割り梅、おしゃぶり昆布(梅)、キューリのキューちゃん(小分けタイプ)、アイス、粒あんモナカ、爆買いです。

(ノ≧ڡ≦)☆てへっ!

 山下君も買って来てくれるけど、自分で選ぶのは格別ですね。


 またやってくる副作用のために気力を増強です。


 カリカリ梅干し美味い⤴⤴⤴❣❗❕


 これでお粥食べられそうです。


 このエッセイにも、鬼の子『小太郎』にもお星★を頂いてますし。作品フォローやユーザーフォローしてくださる方が増えてます。

 ほんとにありがとうございます。

(❁ᴗ͈ˬᴗ͈))ペコり

 夏緒さんのコメント返信に涙が出ましたし、夏輝くんの思いもしっかり受け取りました。

 なので頑張れそうです。


 ありがとうございます!

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