幼なじみだと恋愛対象になるのが大変です
仲仁へび(旧:離久)
01 ずっと好きだった人
私にはずっと好きだった人がいる。
その人のためなら、何にでもなれる気がするし、どこでも行ける気がする。
幼い頃からその人の事だけを見てきた。
きっと、その人以外の人の傍にいる未来なんて考えられないくらいに。
頼もしい所も、力強い所もずっと見てきた。
一挙一動を目で追ってきた。
頼りない所や、打たれ弱いところがあるのも知っている。
私は彼の事が好きだ。
でも、告白する勇気が出ない。
幼い頃からの恋を成就させるだけの勇気を持たないまま、私は中学一年生になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます