第16話「給料以上の仕事をしない輩」が最近多すぎる件
たまに訪れる近くのコンビニに朝方早く行くと、だいたいその時間にシフトに入っているいい歳のおやじがいます。無愛想この上なく、輪をかけて口調が「やってられね〜」感を醸し出しながらレジをします。
そういう対応をされてもこちらとしては「なんだ?その態度は!」と口に出すと厄介なので何も言いませんが、客側なのに
「俺がなんか悪いのか?」とたまに思ってしまいます。
しかし行く度に朝から不快感に苛まれストレスを若干感じます。
「だったらそのコンビニに行かなければいいじゃん?」
と言われるとそれは道理に合いますが、やはり背に腹は変えられないところが有ります。
察するに、朝方早い時間だと多少時給も高い筈です。仮にあまり客が少ないとしても時給に見合うくらいの接客ができないのだろうか?と思ってしまいます。
店の売上に貢献しようという気持ちが少なからず有るならばそういった不快な対応を止めて、愛想良く接客する筈です。しかしその接客態度が変わらないのであれば、逆に店自体の売上が減る可能性が高まります。そうなればそのおやじは店の売上を下げる元凶になります。雇用する側も多少ケアするでしょう。
要は
「決められた時間をそれなりにこなしていれば問題ないでしょ?」
と考えているのではないかと思わざるを得ません。
「所詮バイトだから」とか、「丁寧に対応しても時給が上がる訳でもねえし」という考え方を否定はしません。そういう対応の人の方が多いのかも知れません。
しかし、賃金が発生している以上「プロ」の部類に入る筈です。「労働対価を頂く」ということ自体に甘い所があるのでは?と同じおやじとして思います。
そしてプロである以上、小売業の場合ならば顧客の要望や接客態度が「現状維持」では成長が無く、0.001%でもそれを超える努力が必要であり、それがあってこそ賃金を得る権利が発生すると私は考えています。
そこに雇用形態や職種等は関係ない「労働上のモラル」だと思います。
以上の事を肝に銘じれば顧客満足度も上がるでしょうし、その効果が可視化出来れば自身もやり甲斐を感じる事が出来るはずです。店側も売上が少しでも向上すれば万々歳です。まさにWin☓3です。そう言う積み重ねがいずれ大きな花を咲かすのだと私は信じています。
些細な事から始めたらどうでしょうか?例え今直ぐに効果が見られずとも。その事は「誰か」が必ず見ているものですよ。
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