24 シェフィとおっさん



 シェフィは古代遺跡について詳しいらしい。

 歴史学者になるのが夢だとかいって、色々研究してたらしい。


 それだったら、シェフィと一緒に行動してた方がよかったかな。

 でも、それだと危険な目にあわせちまってたかもしれないし、仕方ねーよな。


 今ここにかけつけてきてくれるだけでありがたい。


 クランの馬鹿が兵士を全部ひきつれていったから、戦力も心もとなかったし。


 そんなこんなでシェフィに補助してもらいながら、奥へと進む事になった。


 歩いていると、途中でおねえおっさんにであった。


 こいつ何でこんな所に?


 おっさんは、シェフィが抜け出すのに手を貸してくれたようだ。


 そういうのが得意だとか何とか。


 人を脱走させるのが得意って、どういう人間だよ。


 ともかく、クランを殴りにいかねーと。


 あたしの気がすまねぇ。


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