第2話 1998年以降の話

回顧録といえばどこから書けばいいのかと思ったが、とりあえず手元にある某超大国のある人間の回顧録を参考にするが、私は1998年にある日本芸術だったかどうかは知らないがとにかく芸術関係の職に就く家の元に生まれた。かなりの健康児だったそうだがそんなもの覚えているはずがないので覚えている時までスキップする。

住まいは某震災を耐えたマンションで長男として育てられ、というか親戚含め第一子だったらしくほぼ毎週親戚の誰かが来ていた記憶はある。かなり温かい家庭に思えるが当時は親がスパルタ過ぎたというかやたらと礼儀作法についてうるさかった記憶がある。今思えば跡継ぎとして考えていた節もあったのだろう。いや流石にそれは嘘だと信じてる。

特に祖父母は父方母方共に優しくかなり甘えていた。

4歳の時だ、突然幼稚園に入園させられた。人見知りが激しく隠キャ属性の私は幼稚園に行くたび泣いていた。家という素晴らしい環境から離れたくなかったのだろう。

とはいえそこで生涯n番目の友達を得ることになったが今では一緒に走ったりした記憶しかないので少し虚しい。

幼稚園はカトリックであったため、教会が敷地内にあり毎年クリスマス会をしていた。懐かしいなと書きながら思っているものの、衣装がスカートで当時は真冬しかも幼い私はかなり病弱で当然のように体調を崩したのは覚えている。まあ卒園までのたった2年ほどしか在籍してなかったため記憶に濃く残っているわけではない。

やはり一般幼稚園生だった。

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