応援コメント

椿の花の咲くころ」への応援コメント

  • 「そんな未来が、あったのかも知れない……」
     浦戸さんに触れられ、血が抜ける一瞬、そんな幻想がサトミの脳内を過った。
     だが次の瞬間、そんな想いを描いた人物は、枯れ果てた木のようになり、バーの片隅で倒れていた。

     浦戸さんは、空中に浮かぶシャボン玉のような赤い球体を、アンニュイな瞳で眺めてから、口を開ける。するとそれは形を歪め、自らの意思でそうするように、するするとその口の中へと流れ込んで行った。
    「あ~、やっぱマッズ!」
     こうして、サトミの物語は終わったのだった。

    完(あ゛

    作者からの返信

    サウンドノベルで選択肢間違ったとき感w

    でも、改稿前の展開なら浦戸さんは入店後すぐユキちゃんさんの血の匂いに気づき、問答無用で犯人(主人公)のことをカイシャクすると思うのでこの文章で合ってます。