浦戸さんのおつまみ
myz
改稿前
そういうお店に入るのは初めてだった
そういうお店に入るのは初めてだった。
「いらっしゃいませ」
第一声が女の人の声だったのに、わたしはちょっとたじろぐ。
バー、という空間である。
「おひとり様ですか?」
「あ、はい……」
「どうぞ、お好きな席へおかけください」
そう言ってカウンターの席を宙に平手でなぞって示すのは、下手したらわたしよりも年下かもしれない女の子――お姉さんで、わたしなんかには言われたくないだろうけれど、白いブラウスにピシッと決めた黒ベストの立姿も、なんだか着せられてるみたい、って感じがする。ひっつめ髪の広いおでこがまぶしくてキュート。
わたしがおそるおそる入り口からすぐの一番手前の席に腰を下ろす――座面が高くてよじ登るように腰掛ける――と、ちょうどよく足の裏が落ち着く位置にバーがあって、ああ、だから「バー」なんだ、とわたしはふいに、すとん、と思う――と、件のお姉さんがおしぼりを広げながら、カウンター越しに慣れた仕草で差し出してくる。
「どうぞ」
「あ、どうも……」
自然と受け取り、よく温められたそれで両手をわちゃわちゃとぬぐうと、なんだかそのまま置くのが憚られて、わたしはそれをとりあえず四つに畳んで手元に置く。
「ご注文はいかがいたしましょうか」
問いとともに、コースターがわたしの手元にさりげなく差し出される。
「えーっ……と……っ」
最初にも言ったけれど、こういうところに入るのはわたしは初めてだった。
きょどきょどあたりを見回してみても、メニュー表みたいなものは見当たらない。お店の壁は一面造りつけの棚。その中にびっしりと並ぶいろいろな色と形の壜。暗めな照明の下でしっとりと輝く一枚板のカウンター。意識して捕まえないと鼓膜の前で自分から引き返してでも行きそうな、さり気ないジャジーなBGM。
そういう雰囲気に呑まれてわたしがただただフリーズしていると、店員のお姉さんが完璧なビジネススマイルで、こう尋ねてくる。
「今日はお召しになるのは一杯目ですか?」
「あっ、はい」
「でしたらなにか飲みやすいカクテルで、おつくりしてみましょうか。今日はいいオレンジが入りましたので、カシスオレンジはいかがでしょう?」
「あ、はい、じゃあ、それで、はい、おねがいします」
「かしこまりました」
お姉さんは丁寧にわたしにお辞儀すると、カウンターの中を滑らかに動き始める。
ひとまず、ほっ、と息をついて背もたれに身を預けると、わたしはなんとなく店内を見渡す。
お客さんはわたしひとりだけ――と思ったが、よく見るとカウンターの一番奥の席でもぞっと黒い影が動いて、わたしはちょっとびくっとする。
「あ、ユキちゃーん、おれもレッドアイ追加ね。ちょっぱやでヨロー」
その影が空になったグラスを掲げて、宣う。
「新しいお客様の分が先です。というか浦戸さんのせいでトマトジュースの在庫の減りだけマッハなんですけどもうちょっと他のものも頼んでくださいませんか?」
ユキちゃん、というらしい、お姉さんが、浦戸さん、というらしいその男の人にスパッと答える。
浦戸さんはさっきまでカウンターの奥の端っこの席で壁にもたれかかっていたらしく、わたしはその存在にまったく気づけなかった。
ある種、異様な風体だった。
店内で多少冷房が利いているといっても、こんな季節に真っ黒なロング丈のコートをずっしりと着込んで、フードまで下ろしている。その端から、ブリーチでもしている感じの薄い色の前髪がはみ出している。グラスを掲げる手にも、厚手の黒い手袋。
まるですこしでもこの世界から隔絶されたいみたい。
「あ、おねーさんひとり飲みー? このお店初めてだよねえー? ウィーッス」
――とか思ってたのに異様に軽いノリで浦戸さんは私に向かって空のグラスを掲げ、
「ど、ドモッス……」
と、わたしはぎこちない挙手でそれに応える。
「浦戸さん、初めてのお客様に無闇に絡むのはお控えください」
ユキちゃんさんは背後の棚から取り上げた壜の、深い紫色の液体をグラスに注ぎ、カウンターの陰の冷凍庫から取り出した角氷をトングで数個それに足す。鮮やかな手つきでスパッと大ぶりなオレンジの果実を真っ二つに切ると、その片方をジューサーでこれまた慣れた手つきでグリグリやりながら浦戸さんに叱責の声を飛ばす。
「えー、だってユキちゃん最近まともに相手してくれないじゃーん」
「浦戸さんがもうちょっと実のある話をなさってくださるとわたくしもそれ相応のご対応の仕方がございますんですけどねえ」
オレンジのグリグリに心なしか力が入りながらユキちゃんさんが浦戸さんに返す。
「えー、楽しいじゃん、実のない話、なるべくスッカスカのやつ」
そう言いながら、浦戸さんはおつまみのジャーキーらしきものをガジガジかじる。
「物事には限度というものがあります」
ユキちゃんさんはグリグリをやめると、ジューサーからグラスに搾りたてのオレンジの果汁を注いでゆく。それがグラスの縁の少し下にまでなると、ジューサーを戻し、カウンターの上に置かれてある、水で満たされた大きなビーカーのような容器から抜き出したスプーン――それも背の高いグラスの底にまで届くぐらい長く、先端からもう一方の先端――こちらは三叉のフォーク状になっている――にまで捩りが加わっているようだった――をグラスに差し込み、グラスの中で積まれた氷を滑らかに回転させるように、キュルキュルと動かす。
最後に抜き取ったスプーンの先を自分の手の甲に控えめに付け、それを舐めとり、味を確認したようだった。
「お待たせしました、カシスオレンジです」
わたしの手元のコースターの上に、明るい紫色の液体で満たされた、ほっそりとしたグラスがそっと置かれる。
「あ、どうも……」
モソモソッとお礼を言って、わたしはそのグラスに口をつける。
その瞬間、あ、と思った。
カシスオレンジ。カシオレ。職場の飲み会なんかでもよく頼まれる、ポピュラーなお酒。
でも、ユキちゃんさんが今、わたしのために作ってくれたカシスオレンジはそんなものとは全然違って、搾りたてのオレンジの爽やかな甘みと酸味、それに、わたしはカシスっていうものを直接食べたことがないから、よく言えないけど、ブルーベリーとかっぽい、そういう、ベリー系の、風味とほんのりとした渋みが加わって、これが本当のカシスオレンジなんだ、とわたしは感動する。
「お口に合いましたでしょうか」
気づけばユキちゃんさんがカウンターの向こうの絶妙な距離に佇んでいて、そうわたしに訊く。
「あ、はい、おいしいです、とても」
「それはよかったです」
その時だった。
わたしの座っていた席の背後のドアが開く。
思わず振り向いて、わたしは凍りつく。
「あー、よかった、ここにいたんだ」
入ってきた男の人が、わたしの隣の席にごくごく自然な態度で座りながら、言う。
「いきなりいなくなっちゃうから、心配したんだよ」
そう言ってわたしの肩に親しげに触れる男の人の名前は、佐藤さんという。
「いらっしゃいませ」
「どうも」
ユキちゃんさんが差し出してくるおしぼりを佐藤さんはやっぱりごくごく自然に受け取って手を拭う。
「ご注文はいかがいたしましょう?」
「ああ、ビールは何を置いてますか?」
「うちは生でしたらカールスバーグを入れています。あと、壜のコロナ、ギネスも缶でございます」
「じゃあ、生で」
「かしこまりました」
わたしなんかとは違って物慣れた様子で注文を終えて、佐藤さんはさりげなくわたしの全部を視線で撫でる。
「まだ一杯目? カシスオレンジにしたの?」
「あ……はい……」
「それにしても意外だったなあ」
佐藤さんが店内をぐるっと見回しながら言う。
「サトミちゃん、こういうお店で飲んだりもするんだ」
「えぇ……まぁ……」
にこやかに問いかけてくる佐藤さんに、わたしは引きつった愛想笑いを浮かべることしかできない。
佐藤さんとわたしとは、付き合っているのでもなんでもない。
佐藤さんと初めて出会ったのは、わたしが派遣で入った会社で、佐藤さんはそこの主任だった。
そこで務めた最初の日のランチに出かけて、わたしがひとりでパスタをつついていると、ふいに向かいの席に腰掛けてくる人がいた。
佐藤さんだった。
佐藤さんはありていに言うとイケメンの部類で、そういうことをわたしが知るのは後々のことになるけれども、仕事もバリバリにできて、ふつうに接するのならきっと好ましい人物なのだろうな、と今でもわたしは思う。
だが、この日の佐藤さんの私への距離の詰め方は尋常ではなかった。
結局、そのときのランチで佐藤さんはわたしの向かいでボンゴレ・スパゲティを平らげ、仕事帰りにわたしといっしょに吉牛のネギ玉牛丼を食べた。
いつのまにか(多分、最初のエンカウントのときに)わたしは佐藤さんの恋人認定をされていて、それはわたしが派遣を辞めてコンビニバイトを始めても続いた。
そして、いまに至る。
バイトの帰り、不穏な気配を感じたわたしはいわゆるそういう界隈をダッシュで駆け回り、そして飛び込んだのがこの店だったのだ。
だが、そのムーヴを佐藤さんの嗅覚は上回ってきた。
「お待たせしました、カールスバーグです」
「ありがとうございます」
ユキちゃんさんが佐藤さんの前に金色の液に白い泡を頂いたグラスを置く。
それを捧げて、佐藤さんが言う。
「それじゃ、おつかれさま、サトミちゃん」
「お、おつかれさまです……」
わたしはぎこちなくカシスオレンジのグラスを掲げる。
そうして、佐藤さんはビールのグラスをたっぷりと傾けて、満足そうに吐息をついた。
「はぁーっ、でも、本当に心配したんだよ、サトミちゃん」
「……あ、はい」
「職場には来ないし、見かけても、急にいなくなっちゃうし」
「あぁ、その……」
きっと、無駄なのだ。
職場にはとっくに退職願を出してるし、今は違う職場に勤めてるし、なのに、こうやって追いかけてくる。
わたしはこの人から逃れられない。
だが、そのときだった。
「ねー」
気づけばわたしたちの席のそばに、黒い影が立っていた。
「ねー、だいじょぶ?」
浦戸さんだった。
浦戸さんがニヘラニヘラ笑いながら言う。
「カノジョいやがってる系じゃない? そういうのよくないかも系に思うっていうかさー、おれ」
「えぇーっと……っ、そう見えちゃいましたかね?」
浦戸さんの考えれば大概不躾な言いぶりを、佐藤さんはやんわりと受け流して、まいったなあ、といった風に首筋に手を回す。
「じつは、彼女ちょっと精神的に不安定なところがあるっていうか、ときどきこういうときがあるんですよ」
だから、ぼくがついてないといけないんですよ。
朗らかに笑いながら、佐藤さんはそう言う。
「ね、大丈夫だからね? サトミちゃん。ね?」
「あ、はは……」
ちがう!! たすけて!! ――そう叫んでみたこともある。でもすべて無駄だった。佐藤さんの外面は完璧で、通報されて来た警察の人たちは迷惑そうな顔をして帰っていった。
今回も、きっとそうなる。わたしにできるのは引きつった笑いを浮かべることだけだ。
「……ノルアドレナリンが出てる」
「え」
「おねーさんから、すごいノルアドレナリンの匂いがするんだよね」
浦戸さんから、ヘラヘラ笑いが消えていた。
「すごく怖がってるか、とても緊張してる」
真剣な表情の浦戸さんは、驚くほど程キレイな顔立ちをしていて、髪の毛と同じ色素の薄い睫毛が長い。色の抜けた虹彩。アルビノ、という言葉をわたしは思い出す。
「でも、おにーさんからはそういうの全然ないんだよね」
浦戸さんは淡々とした調子で続ける。
「フツー、こんなヘンなのからインネンつけられたら、なんか出るっしょ?」
「……なにが言いたいんですか?」
佐藤さんがゆっくりと席から立ち上がる。
「いや、なんかヘンだなー、って」
「彼女とはふつうにお付き合いしているだけですよ」
浦戸さんはじっと佐藤さんの目を見ている。
やがて、それがニヘラッと緩められる。
「あー、そうなんすか、なんかすんません」
わたしの心が真っ黒に塗りつぶされる。結局、いつもこうなるのだ。
すると、浦戸さんがおもむろに片手の手袋を脱ぐ。
「じゃ、仲直りの握手っつーか、よろしくおねがいしまーっす」
「あ、ああ」
差し出された真っ白い手を、佐藤さんが握る。
「あ、ああ、ふぁあああぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
佐藤さんの口から、止めどなく吐息が漏れていく。
その顔面が、真っ赤に染まった。それどころか、全身の、見えている皮膚のいたるところが。
そこから空中に真紅がゆらゆらと立ち昇り、中空に真ん丸の球体を形成していく。
そして、浦戸さんがぱっくりとその口を開くと、球体から真っ赤なものがその口の中へと飲み込まれていく。
すべてが終わると、浦戸さんが、ゲプッ、とおおきなおくびを漏らした。
「あ~、やっぱマッズ!」
カシャリ、と乾いた音がする。
さっきまで佐藤さんだったものが、フロアに昔理科の実験室にあったガイコツの模型みたいに横たわる。
「もー、またですか浦戸さん!」
ユキちゃんさんがプリプリ怒りながらぼやく。
「これ片付けるの大変なんですからね! ちゃんと手伝ってくださいよ!?」
佐藤さんだったものを、カウンターの中になぜか手慣れた様子でズリズリ引き摺り込みながら、言う。
元・佐藤さんはすっかりカラッカラのシナッシナに乾涸びて、ユキちゃんさんの細腕でも楽に運搬できるようだった。
「まだまだまだまだ当分浦戸さんのチャームはこれで固定ですからね!」
チャーム、というと、わたしのとぼしい知識でもわかる。バーのおつまみのことだ。
となると、さっきから浦戸さんが齧っていたアレはもしかして……。
「いやー、たまにはおれにも柿ピーちょうだいよー。あ、ミレービスケットでもいーよ?」
「だめです!」
「えー、ケチー」
と、わたしがまじまじと浦戸さんのことを見つめているのに気づくと、
「あ、ごめんねー、マジお騒がせしちゃって」
「あ、いいえいいえ」
「というかほんとやっちゃってよかった系のヤツだった? あれストーカーとかナントカパス系とかガチそういうやつかなっておれ思ってー」
「あっ、はい、大丈夫です。むしろ、助かりました」
思わずわたしは本音丸出しで返す。
「あー、よかったー」
と、浦戸さんは胸を撫で下ろして、脱いでいた手袋をはめ直す。
「あー、おれさー、なにー、吸血鬼っていうのー?」
「はあ」
「でもオニじゃないしなー、吸血人? とか、そういうヤツでー」
「へえ」
「まあ、そういう体質? なわけよ?」
「なわけなんですか」
「いやー、ほら、水にスポンジ浸けると、吸っちゃうじゃん?」
「はい」
「そゆこと」
なぜか、チェケラー、のポーズを取る、浦戸さん。
つまり、水=血、スポンジ=浦戸さん、ということなんだろう。
しかしそれだとうかつに他の人とふれ合うこともできないわけで、それはさぞかし難儀なことだろうなあ、となんだかもう半分ヘンに麻痺してきてる頭の中でわたしは雑に諒解する。
「申し訳ございませんお客さま」
元・佐藤さんを雑に片付け終えたらしいユキちゃんさんがバックヤードからパタパタと姿を現しながら言う。
「この人にはわたくしからよく言い聞かせておきますので、何卒ご容赦ください」
カウンター越しに浦戸さんの袖を引っ張りながら、ペコペコ頭を下げる。
「あ、シャッセンっす、ちっす」
浦戸さんが雑に頭を下げる。
「あ、いえ、そんなそんな」
思わずわたしも頭を下げる。
「あ、じゃあー、なんか腹パンパンになっちゃったし、おれもうチェック。あ、おねーさんのとおにーさんのもツけといてー」
「え、そんな、悪いですよ」
「えー、いいからいいからー」
そう言って手をヒラヒラさせながら、浦戸さんはお会計を済ませて、店を出て行った。
「お客さま、お気になさらず」
ユキちゃんさんが鹿爪らしい顔で言う。
「あの方はだいたい勝手ですので」
「はあ」
結局わたしは、飲みかけだったカシスオレンジを干して、そのまま店を出た。
「ありがとうございました」
ユキちゃんさんが恭しくお辞儀をして見送ってくれる。
お会計は本当にタダだった。
次の日、わたしは同じぐらいの時間、同じ店に行った。
「いらっしゃいませ。あ、連日のお越し、ありがとうございます」
ユキちゃんさんが頭を下げる。
「あ、いえ……」
「本日はどういたしましょう」
「あ、また、カシオレで」
「かしこまりました」
そう言ってカウンターの中を滑らかに動き始めるユキちゃんさんの背後に忍び寄って、わたしはハンドバッグから抜き出したトンカチでその後頭部を殴る、殴る、殴る。
一発目でユキちゃんさんは倒れ、二発目で痙攣し、三発目で完全に動かなくなった。
その体をわたしはバックヤードにまで引きずってゆく。
完全に力を失った人間の肉と骨の重さをわたしはこのとき初めて感じる。
そうやってから、わたしはカウンターの一番手前の席に座って、浦戸さんがやって来るのを待つ。
わたしは浦戸さんに恋をしていた。
わたしには昔から、ひとつの
好きな人と、血と肉と骨の一片まで、グチャグチャに混ざり合いたい。
試しにお互いの血を混ぜたワインで乾杯しようと提案した彼は、侮蔑の目をしてわたしから去っていった。
でも、浦戸さんならそれができる。
わたしの血の一滴まで吸い尽くして、カラカラになったわたしの体を削って削って削って自分の一部としてくれる。
ああ、なんて甘美なことだろう。
途中で、ふつうのお客さんが店のドアを開けて、あれ、ユキちゃんは? と訊く。
わたしはそれに、あー、いまちょっと買い出しに行っててー、とか誤魔化すと、そのお客さんは不承不承帰って行った。
そして、ふたたびドアが開く。
「うぇいーっす」
浦戸さんの軽薄な声。
「はーい」
わたしは振り向く。
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