グリンゼル
@mono_00_
第1話 運命の子
山間部を走る車。
『今日はピクニックだぞ、ハルトくん』
『何か虫とかいるかな?』
『そりゃ山だから何かいるだろう』
『そっかやった、やったー!』
ハルトくんに横目で見た時、ルームミラーに何か得体の知れないものが目に入った、それは後部座席に突如現れた
赤い目を光らせヒトデのような触手がウネウネとしている
見つけた 運命の子、
触手がハルトくんに巻き付き、現れた空間の中に引きずり込もうとしている
運転にも気を付けてながら必死に片腕を伸ばす
『ハルトくん!』手を掴んだ、が凄い力で引っ張られる
車が山の斜面にある影崩れ防止のコンクリートの壁にぶつかり止まった
体がビクッとなる
『はぁ、はぁ、、あの夢か、海苔口、お前の子供を守れなかった、はぁあれから10年経ったのか』昨日テレビを付けっぱなしで寝てしまったようで、ニュースが流れている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます