これからの若者に贈る

イトウシンヤ

第1話 前置き

これからする話は為になる話であることは約束しよう。同時に、実につまらない話であることも約束する。これはオッサンが若者に対する「こうして欲しい」という要望書であるからだ。同じオッサンでも完全に共感はできないかもしれない。だが、これに注意すれば少なくとも真っ当なオッサンの評価はいいものとなる。真っ当ではないオッサンには・・・残念だが反感を買うだろう。それは貴方が自分よりも優秀になっているが為に気に入らないのだ。そういったオッサンは近い将来に淘汰されてしまう残念な存在故に哀れんであげよう。それが会社の上司である場合は上位の上司への相談(要証拠)、転属申請、転職も視野に入れてもいい。無能ならまだしも、貴方の足を引っ張るような人と付き合っているのは時間の無駄だ。時間は何をしていても常に消費し続ける資源である。そして、その資源を消費する行為を人生という。誰にでも平等に与えられるモノであり、それ故に簡単に奪われるモノ、それが時間であり人生だ。多くの人はとても大切なモノなのに酷く軽く扱っているのに対し、優秀な人は特に気をつけて扱っている。その上、優秀な人は他人のモノまでより良く使おうとしている。他人のモノを使う行為が悪いとは言わない。使われている人にも利益があれば、それはビジネスとして成り立つからだ。だけど、使われる側に利益がなければ、それは強奪とかわらない。また、惰性で時間を消費するのも同じだ。他人に奪われるか、自分で捨てるかが違うだけで、無意味に消費していることに差はない。

これから、無意味に時間を消費しないための方法について述べていく。筆者である私はもう改善してもかなり有意義に使えるだけの時間は残されていない。だが、未来を担う若者は違う。これが時間を自分で納得して使用できるようになる一助となることを切に願う。


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