第11話 「鬼滅の刃 無限列車編」

 なぜ突然の11話なのかと言えば、10話の時に「狂い武蔵」というのを見て、それの感想を書こうとしたまま忘れていたからである。

 あれがもう8月のことか……

 時が過ぎるのは早い。


 「狂い武蔵」の感想は、こだわりはわかるがとにかく退屈!

 もはや映画館でやってないだろうが、あんま見に行く価値はないぞ。

 寝るぞ!



 さて、刀つながりということで

 公開してから1週間後くらいで鬼滅の刃見てきたぜぇっ。

 やっぱはやりには乗らねえとな。

 マンガも全巻持ってるし、実は結構好きだったりするし。


 だが、残念ながらアニメ版の方は未視聴である。


 公開前から、いろんな映画館がきめつで埋め尽くされてることで話題ではあったが、果たして内容はどうか!? 中学生で埋め尽くされる映画館へと足を運んだ。

(とはいうものの、結構大人が多かったけれど)


 そして、感想はまず一言!


「ずるい!」


 とにかく執拗なまでに泣かせようとしてくる。

 泣かせるための波状攻撃をこの映画はやってくるのだ。

 まさに主人公たちの斬撃のように、連撃を視聴者に加える。

 別に、今回の主人公であるところの煉獄さんに大した思い入れがなくても、あんだけ泣ける要素を畳みかけて来たら、「うる」って来るに決まってる。


 ずるいずる過ぎる!


 人前で涙を見せたくない人は、注意が必要だ。


 しかし泣ける映画なのと、面白いのは別だ。

「世界の中心で愛を叫ぶ」が泣ける映画ではあるが、くそ映画であるように、泣ける映画=名作ではない。


 だが、鬼滅の刃はさすが、売り上げが証明するとおり、非常によくできている。


 正直マンガで見る鬼滅の刃というのは。そこまで突出して面白いものではないのだが、アニメで見る、特に劇場版で見る鬼滅の刃は素晴らしかった。


 圧倒的な作画力と、戦闘シーンでの構成のうまさが目を引いた。


 マンガで表現できなかったことを完全に表現できているように思う。主観だがマンガの面白さを10倍くらいで引き出したって感じだ。

 ufotableという会社の名前をはじめて知ったのだが、さぞさぞすごい製作会社になるのだろう。刀剣乱舞とか作ってるとこらしいね(見たことなくて語れないけど)


 ということで、見てはずれなし!

 劇場のエンターテイメントして期待以上のものを見せてもらえた。


 ただまあ、それでもこの売り上げはどうかと言えば、たとえばジブリ作品の上を行くかと言えば、それはまあそういうことでもない。

 ほんとうに、時代の風がが鬼滅の刃に吹いていたというほかない。


 コロナで他の映画がほぼやっていないおかげで、それならまあとりあえず鬼滅の刃流しておけばいいという劇場側の判断が、この空前絶後の大ヒットを生み出した原因だろう。

 

このままいけばほぼ歴代1位は確実。


 そして定期的にきめつシリーズは劇場公開されるであろう。


 個人的には吉原編をやってほしいのだが、そこはアニメの2期でやるんだろうなあ。

 何にせよ、見て損のない映画でした!


 狂い武蔵はあかんね。

 





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