パラドックス13
◎サバイバルSF
◎極限状態の人間心理
P-13現象。3月13日13時13分13秒、何かが起こる。
その時間に死に直面した人間たちが、自分たちの他に人の消えた東京へ飛ばされる。
人の消えた街、天変地異に見舞われる街で、13人は生き残ることができるのか? どうやって生きていくのか?
人としての倫理を問われる、SFスペクタクルサバイバル大作(つけるだけつけた)。
この作品の中心人物に、二人の兄弟刑事がいる。兄弟はやっぱり兄弟なんだよ。道を違えど、そのことに変わりはない。「お兄ちゃーん!!」と叫びたくなる。
『流星の絆』も兄弟もの(妹も)だったから、東野作品にはちらほら見られるかも。
ちなみに東野圭吾さん自身はお姉さんが二人いる弟らしい。
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