第11話 キャラ紹介(ボツ設定含む)

 三門陽希(みかどはるき)

 主人公、男の娘、格好はアレだが、性癖と恋愛対象はノーマル。

 戦闘スタイルはオーソドックな日本刀の居合。

 双性存在の加護により、女装して居る限り悪霊やら霊障に関しては無敵というか、パッシブでステルスが発動して居る。

 色々目が明いて居ないので、名実共に未熟者。

 どの程度まで女装としてカウントされるか必死にボーダーラインを探したが、スカートとリボン、ロングヘアーが安定して居ると言う事で落ち着いた。

 自分で化粧するまでには至って居ない、私服のセンスはあまり良くないと言うか、服があまり無いので、外歩きは制服のままが一番楽だったりするが、呪い除けの意味の女装では、一目で男と見られるようになると無意味に成るので、着飾った方が安全だったりするのだが、微妙に男としての矜持が残って居るので片手落ち。

 親元を離れて一人暮らしして居る、家事は一通り出来る、あまり甘やかされて居る訳では無いので、生活費はギリギリ、ソコソコカツカツ。

 本家から回されてくる退魔の仕事が結構重要なライフライン。

 個人的な贅沢は、鯛のカマとか、高級魚のアラを安く手に入れると嬉しい感じの小市民。

 



 葛(かずら)

 ヒロイン ロリババア、年齢は1200歳以上

 昔の名前は葛の葉の君。土御門の祖、阿部野春明の母親。

 八百万の中の一柱にして稲荷大明神の第一の神使の白狐。

 人の姿を取ると白髪と言うか銀髪に成るが、微妙に目立つので幻術で髪の色を変えている(どっちにしても目立つが気分的に)

 直系の子孫が参拝してくれるし、御賽銭や供物も一杯あるので、神力も余裕が有るが、表向き現世に干渉しすぎるのも良く無いと言う事で、ある程度自重して居る。

 体術は身体の大きさに合わせて気を循環させるので、無造作に打ち込んだ拳で妖魔を殴り殺したりできる。

 化ける事も出来るので、形態年齢は思いのままだが、気の循環を考えると小さい方が楽と言う事らしい。

 息子が有名な陰陽師なだけ有って、陰陽道は一通り使えるが、前述の体術だけで十分の為、ほぼ使わない。

 稲荷神社等の鳥居や、霊道、霊脈、龍脈等と辿ってワープ的に移動できる。

 金毛白面九尾の狐や妲己、玉藻等、化け狐連合とは顔見知り程度の知り合い。

 年齢の事を聞いても別に怒らないが、ババア扱いすると怒る。

 陽希を丁度良い玩具として見ているが、孫味を感じて婆に成る感じで、親戚の婆が可愛い孫を甘やかす感じの行動である。

 諸々当然のように覚えて居るので、陽希が子供の頃にやらかした約束は有効、実子である晴明にも惚気る程度に本気、清明との親子関係はお互い神の一柱に成って居るので特に問題無く継続中だが、惚気る葛に対しては特に咎める事も無く生暖かく見ている感じである。

 尚、金使いが荒いが、賽銭をコツコツ投資、連コインなドルコスト平均でSP500的な物に継ぎ込み、時間は味方とひたすら放置、結果として資産が利子で生活できる程度に成って居る為である。

 神が財テクするなと怒られそうだが、空売りで不幸を願うどこぞの寺よりはマシだと秒で切り返したりするし、護国神社としては最高位の靖国神社でも財テク無しだと潰れて居るので以下略である。

 手持ち武器

 子狐丸、相槌を打って鍛えたらしい。刷り上げ前に一度お払いの為、神社に奉納されたのでその時に回収した、刷り上げて居ない大太刀なので、刀身が1m近く、柄の部分が50㎝程有る。

 鳴狐、眷属を斬ってしまったと言う事で、厄払いの為に奉納されて居た、魔物特攻と言うか、来歴の関係上狐特攻も付いて居る、実は陽希が葛の結界を斬ったのはうっかり葛がこっちを渡したため、そもそも子狐丸では狐は切れない、此方は刷り上げ済みなので、小狐丸よりは小さめで扱いやすい。

 尚、共に古刀、重文の為、表向きおいそれと使えない。

 各地に本物と言う名目で持って居る筈の武器が奉納されて居たりもする、実際は影の写しだが、影打ちにも相槌をしていたので年代と刀工以外はほぼ本物、今更本物を返す必要もなかったりする。



 クラスメイト(女)

 隣の席の女子。

 陽希に恋心を抱いて居ると言う訳では無く、ネタにして色々書いて居る、ナマモノネタは本人に伝えるのはご法度なので、表ざたには成って居ない。

 尤も、陽希は言うほど気にしないと思われるが・・・・



 部長(男)

 生物部の部長、学校の屋上の主、屋上をフル活用して高級メダカを只管増殖して、オークションに流して部費とお小遣いを稼いでいる。

 何故メダカと言うと、純粋に増殖スピードが速い為、時期を選んで室内で加温すれば年間で累代F5まで行けるので効率的と言う事らしい。

 そんな原罪(カルマ)が溜まりそうな商売を坊主が何故と突っ込まれるが、庭に錦鯉が居るのと変わらんと言う感じに何処吹く風である。

 実際問題、選別落ちを直で殺したりしなければ言う程殺生カウントは増えない、ハズ・・・、代わりに選別落ちは高速でうっぱらう。

 生物部なのに無駄スペックとして武器戦闘には成れている。

 とある寺の跡取り息子、戦闘能力は其の寺の方針らしい。

 陽希としては、屋上アクアリウムの見物に入り浸って居たりする程度の知り合い。

 メダカは基本屋外青水飼育の為、容器を移さないとじっくり見えないが、繁殖の最大効率を考えると以下略と言うように・・・

 最早、生物部では無く養殖業者である。

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