33冊目 怪談飯屋古狸

 怪談飯屋古狸

 輪渡颯介 講談社


 喧嘩がもとで親方のところを追い出された職人見習い虎太は、看板娘にひかれて変な飯屋「古狸」に足を踏み入れてしまう。なんでも怖い話や不思議な話を語ると、一食無料で食わせてくれるという。もっともありがちな話ではいけなくて、起きた場所や体験者がはっきりしている、いわゆる実話怪談でなければいけないというのだから不思議な話だ。もしもできたら五食分只で食わせてやると言われて、心霊スポット「死神の棲む家」へ送り込まれた虎太の運命やいかに……。

 笑いありドキドキあり、専門用語がよくわからなくってもするっと読めるライトなホラー時代劇。

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