27冊目 第三者
第三者
サキ 青空文庫
青空文庫なのでタダで読める。短編なのでサクッと読める。今すぐ検索だ。
サキは「泊り客の枕元に、O・ヘンリーあるいはサキ、あるいはその両方を置いておかなければ女主人として完璧とは言えない」という言葉も残っているほどの短編の名手。もっとも、実際枕元に置かれたら眠れなくなってしまいそうだけれど。
この「第三者」は仲の悪い地主同士が山中で事故に遭い、動けない中話を交わすうちに和解していくというものだ。ラストを後味が悪いと思うか、小気味いいと思うかは読者次第だろう。
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