9冊目 Missing 神隠しの物語
Missing 神隠しの物語
甲田学人 電撃文庫
高校生のころ貪るように読んだ作品の1巻目。その懐かしさのせいか、読むと何とも言えずとろけそうな気分になる。
現代日本の学園都市、その中の文芸部員たちの周囲に起こる怪異を描くシリーズもの。
ライトノベルと侮るなかれ、その恐怖描写は鳥肌もの。グロテスクではあるのだが、筆致が美しいので独特の非現実感によって緩和されているような気がする。怪異の解釈がなんともいえず好み。この巻は神隠しだが、以降も日本の民間伝承や都市伝説、学校の怪談など様々なテーマを消化していく。
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