第20話 女神ミヤ再び!
サブとタモツと3人でビールで祝杯あげてたら召喚された。
今、俺はミヤの謎空間に来ている。
謎空間に来て直ぐにバカ鳥は実体化して何処までもドアから出て行った。
お前、自由過ぎないか?
間を置かずに前方に魔方陣が現れてミヤが現れた・・・・
ミヤだよね?
なんかちっさくね?
そこにはどう見ても小学生位にしか見えない白い翼の生えた幼女が居た。
『スジャクさん・・・・ 私の目が届かない事を良い事に随分とパワーアップしちゃってくれましたね・・・』
やっぱお前、ミヤか! ちっさくね?
『えぇえぇえぇ! お蔭様で小さくなりましたよ。』
『バカ鳥とスジャクさんのおかげでね!!』
コホン! 先ずは1番悪い話から致しますね。
「イャイャ、 軽いのから行こうよ!」
では軽いのからですね・・・
『バカ鳥が勝手に元の世界に戻って眷属を増やし捲ってます。
私の名前を勝手に使ってね!』
それが何か問題になるのか?
『言い方が上品過ぎましたね、分かりやすく言いますと私の名前を使って雌鳥系の幻鳥をヤリ捲って眷属にし捲っちゃってます。』
アチラの管理人からクレームが来ました。
スジャクさんも何かしらの影響は出てると思いますが何か心当たりは有りますか?
「・・・・・・有るな! バカ鳥のせいか?」
恐らくそうだと思います。
『今のバカ鳥は盛りの付いたオークよりも酷い状態です。』
『対処としてはスジャクさんがバカ鳥に対して制約を掛けて下さい。』
「ちょっと待て、それが1番軽い話しなのか?」
そうなります。
マジか・・・
次にスジャクさんの眷属の件です。
あぁ、サブとタモツな!
そのせいで私の身体か小さくなりました。
俺の眷属が関係してるのか?
めちゃくちゃ関係しています。
そもそも今回のスジャクさん、フェニックス召喚は通常の召喚術とは違います。
エリスちゃんが使う召喚術はそもそもこの扉までです。
この空間からスジャクさん迄は私が作った召喚陣を使っています。
スジャクさん、バカ鳥、バカ鳥の眷属なハーレムメンバー、そしてサブとタモツ。
それだけの物達がここの空間を通る為には出入口を大きくしてこの空間も拡張しなければと言う理屈はお分かりになりますよね?
私も言わば精神生命体ですから?力を余計に使えば減少した分は小さくなるのは真理ですよね?
適当に実験で眷属作っちゃってごめんなさい。
分かれば良いのです。 眷属化してしまったのでもうどうしようも無いのでこれ以降は眷属を増やさないで下さい。
後は飼い主の責任でバカ鳥のチ○コちょん切って去勢して下さい。
あっ、また一羽増えました。
至急、制約を掛けて下さい。
どうやってしたら良いんだ?
バカ鳥の行動制限、単独行動禁止とか去勢とかトリセッ○ス禁止とか去勢とかスジャクさんの許可の無い眷属化禁止とか
ん~ とりあえず単独行動禁止と無許可の眷属禁止で良いかな?
去勢はしなくて良いのですか? 必ずスジャクさんに影響出ますよ?
去勢は流石に可愛そうかと・・・
貞操帯ってどぉかな?
スジャクさんがそれで良いなら良いと思いますよ? 私は去勢がオススメですが!
因みにバカ鳥去勢したらどーなるの?
スジャクさんの世界と同じですね。
お姉化します。
それはそれで嫌だな・・・
決めた!
バカ鳥の 単独行動禁止、無許可の眷属化禁止、貞操帯着用、
破った場合はバカ鳥チ○コの無限去勢、激痛付き!
分かりました。
§μδΘψφΦΣβδη∀δ§
これでスジャクさんとバカ鳥の魂の制約が完了しました。
では次に・・・・
スジャクさんが勝手にスキルを作り巻くったせいで存在感が増大しました。
魔人の主、魔神にスジャクさんの存在が露顕致しました。
魔神の排除順位の1番上になり賞金首になりました。
賞金首って魔人から?
魔神の使徒、眷属、全てからです。
どちらにしても魔人は駆除してもらわないとですからその都度返り討ちにしていけば自然と壊滅させられますよね!
魔物は魔神の眷属か?
頭の悪い魔物はそもそも言う事を聞きませんが~
知恵の有る魔物はある程度魔神には配慮するでしょうね~
向こうに召喚され次第に襲撃とか?
十分注意して下さいね~♪
では次に・・・・・
まだ有るのかよ!
我が主より警告を受けました。
いきなり真面目になったな・・・
警告と言うのは?
スジャクさん、ステータスオープンと言うユニークスキルを作りましたね?
あれって俺が作った事になるのか?
知識が有り、理解をしてその世界に認識されている物、そしてそれをユニークスキルまで昇華させられる神力があれば可能になります。
他のユニークスキルもその様にして習得されておりますよね?
あー、多分そうなんだろうな。
それでステータスオープンの何が警告なんだ?
考えてみて下さい。
この星の全ての物を数値化して可視化するんですよ?
誰がその膨大なデーターを高々ひとりの為にするのですか?
言いたい事は非常に分かる。
貴方の世界では事前に創造主が数値を決めてますよね?
成長率も身体能力、精神力も事前に決められた中での数値化、可視化ですよね?
今現在も進化を続けているこの星の全てを一瞬でデーター化をして成長率のバランスを取り・・・・
我が創造主たる主なら全能なので可能でしょう。
ただ強引に理を曲げて星のシステムに歪みが生じる可能性が有る場合は貴方ならどう致しますか?
俺なら1番の原因を排除するな・・・
我が創造主たる主は貴方に対して警告を出しています。
習得したユニークスキルをこのまま放置はできません。
また強引に使用不可にもできません。
次にこの空間に来た時に何らかの対策、答えを出せない場合は永遠にここからは出られません。
我が創造主たる主の絶対の命令です。
・・・分かった。 帰還の時までに考えておく。
まぁ~サブとタモツに任せたら良い解決策見つかるんじゃ無いですか~
いきなり元に戻ったな・・・
そうするよ。
でゎでゎ!
楽しい異世界の冒険の旅をお楽しみ下さい♪
そぉ言ってミヤは魔方陣に沈んで行ったのだった・・・
じゃ、予定通りにサブとタモツ召喚してみっか!
召喚術を起動させて眷属召喚を試してみた。
サモン、サブ
サモン、タモツ
魔方陣からサブとタモツが出てきた。
サブもタモツも大興奮中だったが先ほどのミヤとのやり取りを話した。
マジっスか? ヤバイっスね!
サブはビックリしていたがタモツは俯いて何かを考えていた。
朱雀さん、ちょっと状況が良く有りませんね。
今回の実験は取り合えず保留して情報収集に勤めましょう。
そうっスね! 兄貴、タモっちゃんの言う通りにちょっとヤバイ感じっスね!
でもミヤはサブとタモツなら解決策見つけるかもとか言ってたぞ?
ん~ 俺もタモっちゃんも何パターンか考えてますけど・・・
そうだね。 サブちゃん。 今の時点だと判断材料がなさ過ぎて仮説も立てられないからね。
取り合えず情報収集してから仮説を組み立てていきませんか?
あぁ、その辺はサブとタモツに任せる。
お前らの能力を俺は認めて信頼しるからな。
何とかしてこの情報をひっくり返しましょう!
そっスね! タモっちゃん。
おし! じゃ、行くか?
そぉっスね! 兄貴!
ちょっと待って朱雀さん!
ん? どうしたタモツ?
朱雀さん、賞金首なんですよね?
あっ、忘れてた。
ミヤが襲撃有るかもとか言ってたな?
おぉ~! じゃ早速完全武装で行かなきゃっスね!
兄貴! 荷物出してもらって良いっスか?
そして俺達3人は特殊部隊装備に身を固めて何処までもドアからエリスの元に召喚されたのだった・・・
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