第18話 スキル修業とマルコの初体験!
朝、郊外の繁華街に有るホテルで目が覚めた。
もちろん隣で裸の女性は寝ている。
ここ最近、お持ち帰り率が高い様な気がする・・・・
ってか、俺ってそんなに性欲強かったっけ?
まっ、気持ち良かったからどーでも良いか!
サブにホテルの名前と部屋番号教えてもうちょっとハメてるから夕方に迎えに来てくれと頼んだ。
さ~! ハメるぞ~!
朝、兄貴が帰って来ないと思ったらメールが来た。
兄貴、召喚獣始めてから盛りが付いた?
前は淡泊では無いけどそれなりに相手選んでハメてたけど召喚獣始めてから初見さんのワンナイトばっかしてる。
そのうち性獣にジョブチェンするのかな?
まっ、普通のホテルっぽいし昼頃行ってPCだけは渡しとこう。
一応出張のテイだから連絡有れば仕事するだろ。
夕方までエンドレスにハメて無いよね?
昼にサブがPC持ってきた。
手が空いたら仕事しろってさ・・・
手もチ○コも空いてなかったが一応頷いといた。
5時に迎えに来るっスからそれまでに全部出しちゃって下さいって言わだ。
一応でも出張中だからな。
でも私服のサブは相変わらず酷かった。
お前、私服ってその犬ジャージしか持って無いの?
兄貴にPC渡して飯食って倉庫に戻ってきた。
今日の配送予定は後1件だ。
兄貴にやらせるだけじゃ無くて俺も仕事しなきゃね。
兄貴回収しに行ったらキャバ姉さんと同伴するとか言い出した。
まだヤルんっスか? って言ったら嫌な顔されたよ。
今日はタモっちゃん来るから禁セックスっス!!
12時には絶対に迎えに行きますからね!って言ってタモっちゃん迎えに行った・・・
郊外から秋葉に行ってまた郊外、倉庫に戻って車両見ながらタモっちゃんと打ち合わせしてたら兄貴迎えに行く時間になった。
キャバに着いて兄貴回収しに行ったたらキャバ姉さんもうひとり増えて今夜は3Pだって叫んでた。
駄々をコネる兄貴に困った俺は頭(若頭)にチクって怒ってもらった。
使い物にならない兄貴をキャンピングカーのベッドに放り投げてタモっちゃんと打ち合わせを再開した。
兄貴、マジで召喚獣になってからおかしいよな!
目が覚めたら知らない天井だった。・・・イャ知ってる。 キャンピングカーの天井だった。
何か久しぶりに酷い二日酔いだ・・・
倉庫の中ではウィンウィンカチャカチャ何かを作業してる音がする。
俺はキャンピングカーから起き出し倉庫に入って行った。
サブが4輪バギー組み立ててた。
「おはよう」
おはようございます。 兄貴!、 夕べは酷かったっスよ? あんな兄貴見るの始めてっスよ。
「そんなにか?」
最悪っスょ!
兄貴が全然言う事聞かないから頭に電話して諌めてもらったっスよ。
俺は飲んでた水のペットボトルを盛大に吐き出して顔を青ざめさせた。
「マジで?」
マジっス! 覚えてねーんっか?
兄貴ギャバの中で今日は3Pするんだするんだ叫びまくってたっスよ!
証拠っス!
サブはポケットからスマホを取り出してボイスレコーダーを再生させた。
・・・・・確かに叫んでるっぽぃな・・・
それで頭(若頭)に諌めてもらったら兄貴、ギャバの中で土下座して頭(若頭)に謝ってましたよ。
「・・・・・ちょっと頭に電話して来るゎ・・・」
兄貴もこれで少しは懲りたら良いんっスけどねー
そのうちタモっちゃんもモゾモゾ起きてきて
頭(若頭)に電話して凹んでる兄貴も誘って早めの昼飯を作った。
飯を食べ終わってから兄貴とタモっちゃんはスキル修業を始めた。
俺は4輪バギー(ATV)の組み立てが2台完成した。
ガソリンの携行缶からガソリン入れて敷地内で試運転してるとカルロスさんから3時配達、で連絡もらった。
やっぱ全部は厳しいらしい。
追加も有ったしね。
おっ、ATVも問題無いっスね!
俺はタモツと一緒に会議室っぽい所でスキル修業を始めた。
タモツ曰くサブと議論を重ねた結果、どーも俺の意識の問題じゃ無いか?
と結論が出たらしい。
俺が意識出来て仕組みを理解し、イメージ出来た物がスキルで現れる可能性が1番高いらしい。
これからプロジェクターを使った座学がタモツ教授の元に始まる・・・
タモツ・・・ 魔法使いには後数年有るぞ・・・
タモツ教授の座学を3時間たっぶり食らった結果がコレだ・・・
ユニーク 言語理解
ユニーク 無限アイテムボックス
ユニーク 鑑定・心眼
錬金術 LV1
鍛冶術 LV1
New
種族スキル 炎属性魔法 LV1
種族スキル 眷属化 LV1
ユニーク 状態異常無効
ユニーク ティム LV1
ユニーク 召喚 LV1
ユニーク 付与 LV1
空間魔法 LV1
時空魔法 LV1
四属性魔法 LV1
光魔法 LV1
闇魔法 LV1
恐るべしオタクパワー!
★☆★☆★☆★☆
僕は今、姉さんと一緒にオバースダンジョンの3階層に居る。
出て来る魔物はスライム、ゴブリン、コボルトだ。
1~2階層はスライムとゴブリンだけなのでサクサク倒して来た。
呪いを掛けられる前の僕なら魔物とは言え倒す、 いゃ、殺す事に躊躇しただろう。
ダンジョンに入ってからドンドン身体が軽くなり力が漲り精神面も強くなっている感覚が自覚出来ている。
姉さんに言わせると魔物を倒すと自分の魂に倒した魔物の魔素が積み重なって行くらしいんだ。
冒険者的にはレベルアップと言うらしい。
ラーセン司祭様が言っていたダンジョンは効率が良い。と言うのが少し理解できた。
「マルコ、前からゴブリンが2匹来るよ。 警戒しなさい!」
姉さんは中々スパルタだ!
もっともこれは殺すか殺されるかの闘いだから油断した人から死んで行くんだよ! って
ダンジョンで死んだら身ぐるみ剥がされて遺体もダンジョンに吸収されるから墓も立てられない。
生きていた証はギルドカード1枚だけだ。
そのギルドカードも他の冒険者の誠意頼みの遺品だ。
僕は油断無く剣と盾をを構え2匹のゴブリンを注意深く観察した。
闘いはあっさり終わった。
根棒を振り上げながら近づいて来たゴブリンにリーチを生かして1匹を蹴り、後退させて1対1の状態を作ってから基本に忠実に盾を使いいなして体勢を崩した所を急所に剣を突き立て確実に仕留める。
初心者は剣で切り付けがちだが闘いに馴れるまでは急所に突き入れて倒せと。
剣の刃は切れば切るほど切れ味が鈍り刃こぼれでも起こせば剣はただの薄い鈍器に変わる。と
剣の経験を積むまでは突きの方が剣の損傷も低いしイザと言う時には刃が使える。と
僕は基本を意識しながら姉さんと一緒にダンジョンに潜るのだった・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます