龍王の書
うたかた あひる
資料
資料①
龍王の書で舞台となる世界の細かい設定です。
覚える必要はありません。たまに以下の設定に準じた表現が登場しますが、基本的に全く知らなくてもだいたいわかるようになっています。
●時間単位
一年 :350日 10ヶ月
一ヶ月:35日
一週間:7日
一日 :10時間(一時間≠60分)
一日の始めから順に
真夜、後夜、前朝、後朝、前昼、真昼、後昼、前夕、後夕、前夜と変わる。
真夜に日にちが変わる(獣人主義時代の名ごり)。
分単位:セア
一時間を100個に分ける
秒単位:レミ
一セアを100個に分ける
ちなみに地球換算すると
一日 :約25時間
一時間:約90分
一セア:約90秒
一レミ:約0.9秒
である。
●月
年の始めから順に
(春)
花の月
緑の月
(夏)
水の月
太陽の月
流れ星の月
(秋)
風の月
落ち葉の月
(冬)
枯れ葉の月
氷の月
雪の月
●魔術エネルギー
火・水・氣・陽・陰の属性がある。
それぞれエネルギーの量によって操れる量も多くなり、コントロールも良くなる。
魔術師と呼ばれる人たちは、己の持つエネルギーを制御して力を発揮する。
陰・陽
陽は正のエネルギーを表す。
回復など生き物を生の方向に持っていく力
陰は負のエネルギーを表す。
殺傷など生き物を死の方向に持っていく力
地の底に魔術エネルギーが流れている。
これは取り出して電気などと同じように使うことができる。
ただしそれには高度な技術を必要とする。
また、エネルギー脈には全属性のエネルギーが流れている。
場所によってどの属性のエネルギーが多いかが変わる。
例えば火山活動が活発な場所には、火属性のエネルギーが多く流れていたりする。
しかし世界を通して最も多く流れているのは陰エネルギーである。
そのため生物は必ず死ぬ。
放っておくと世界は陰エネルギーによって荒廃し、混沌と化すので、そうならないように頑張っているのが神界の者たちである。
(詳細はあえて伏せておく)
●使い魔/召喚術
使い魔との契約は、原則、双方の合意のもとで行わなければならない。体のどこかに傷をつけ、それを互いに触れ合わせ魔力の交換を行う。魔物は継続的に魔力の補給ができるので、人間を食べる必要がなくなる。契約者側は、魔物の精神の一部を支配することによって、魔物をある程度使役できる。また、地に流れる魔術エネルギーを通じて魔界から契約した魔物を召喚することができる。
★国
●龍王国
龍王家が代々王となり治める国。首都は中央区・カンドン。2000年以上もの間、王政を続けているが、龍王家以外の者が治めていた時期もある。ノスルア大陸のスレイデン大山脈南に位置する。かつて北大陸で迫害された獣人が多く流れ込んだ影響で、純人(獣人と対比した人間の呼び方)より獣人のほうが多い。
ちなみにスレイデン大山脈以南では、獣人の割合の高い国が多い。
〈秋桜〉はこの国にあり、おもにこの国で活動している。隊長、イツキ、ウルフなどはこの国出身。
●ミーリス民主主義国
五年に一回の選挙で選ばれた大統領によって治められる国。スレイデン大山脈の北に位置する。長らく龍王国と対立関係にある。獣人に対する差別が今でも残っている。ノスルア大陸でもっとも大きい国。技術も一番進んでいる。
「龍王の書」ではほぼ登場しないが、「黒龍の詩」(龍王の書の続き)で登場する。
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