君の描いた空の下で

高梨 鯨

プロローグ



とても小さな身体で僕をあの場所へと導いてくれた。



そんな君に近づきたくて、ラジオ体操をしている小学生を横目に僕は急いで君に会いに行った。


会いに行きたくて仕方がなかった。



こんな生活をあの日以来毎日している。



毎日のその時間が僕にとっての幸せな時間だった。



僕と君の二人だけの幸せな…

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