042:Dance Dance Revolution
【タイトル】
Dance Dance Revolution
【ハード】
アーケード/プレイステーション
【販売/開発】
コナミ
【発売日】
1998年9月26日/1999年4月10日
◆『パラパラがあった時代』
今の若い子達って、パラパラと言われてもピンと来ないんだろうなぁ…
90年代、一世を風靡したダンスミュージック。
この影響があったのか、この頃はコナミが立て続けにアーケードで音ゲーを繰り出していっていましたね。
ビーマニ、ダンレボ、ギタフリ…アーケードゲームの新機軸を開拓していった時代でした。
中でもダンレボこと『Dance Dance Revolution』は、その操作性が話題になり、かつてないほどのアーケードゲーマーを生み出したことでしょう。
画面の指示に合わせて、足でステップを踏んでいくという、斬新なゲーム性。
筐体もさることながら、プレイヤーも目立つ目立つ。
このゲームのスーパープレイヤーは、さぞかし注目を浴びたことでしょう。
実際、パフォーマンスしながら遊ぶプレイヤーとか、テレビで紹介されたりしましたからね。
これの家庭用が出た時も、そりゃもう話題になりましたよ。
足で遊ぶ専用コントローラーが付いたダンレボ、うちにもありました。
家族みんなが挑戦したゲームでしたよ。
床が響くので、夜遅くにはやれないゲームでしたが。
身体を動かすゲームというのは今ではよくありますが、最初に注目を浴びたのは本作でしょう。
エクササイズにも使えるゲームとして、音ゲーとして、今も確固たる地位を持っています。
◆『あいやいやーの思い出』
ここからは完全に個人的な思い出。
このダンレボ、私の小学校生活に多大な影響を及ぼしました。
今は無いのかなー?家庭訪問。
私の小学生時代は、学年のはじめに家庭訪問があったんです。
先生がお家にやってくるわけですね。
で、私の担任だった、とある先生。
この人が実はゲーマーで。私もこっそりゲームの貸し借りとかをしたこともあったりしたのですが。
この先生が家庭訪問でとある生徒の家に行った時に、やらせてもらったらしいのですよ。
家庭用版のダンレボを!
そこでね、火が付いちゃったんですよ。
もともと専門が体育だった先生の心に火をつけてしまいまして。
当時はV6が注目されたり、パラパラが大流行したり、とにかくダンスが注目されてた年だったんですね。
そこで思いついてしまったらしいのですよ。
ダンスやろう!!と。
初代ダンレボの代表曲といえば、SMiLE.dkの『Butterfly』!
「あいやいや~♪」のサビでお馴染みのあの曲です。
あの曲で、自作ダンスを作ってしまおうと!
いやー、まさかいきなり学年全員体育館に集められて、オリジナルの振り付けをつけた『Butterfly』を踊らされることになるとは思いませんでした。
学年全員がダンスをすることになった、唯一の学年ですよ、我々。
先生の熱意は留まることを知らず、最終的に学校全体がこのダンスを覚えることになりました。
集会とかで踊ったわけですよ、ええ。
いやー、凄い先生でしたわ…
まーそんなわけで、私にとって初代ダンレボは、とある小学校に多大な影響を与えたゲームという印象が残っておるのです。
ゲームの力が学校を動かしたという、ある意味衝撃の体験でしたね。
◆『ダンスクローン』
音に合わせてボタンを押す音ゲーは、後にいろんなものが出てきます。
が、下から上にノーツが流れてくる画面構成はこのダンレボが開祖。
音に合わせてテンションを上げてくゲームなので、画面も上向きに動くようにという配慮なのでしょうか。
あるいは、目線を上にすることで姿勢良く遊べるように誘導したんでしょうか。
この画面を考えた人天才じゃね?
ボタンを押していくダンレボクローンのゲームはいくつかありますが、やはりダンレボは足で遊んでこそだと思います。
猛スピードで流れるノーツを指で押すことより、ゆっくりだろうと足で操作する方が凄いですから。
まぁ、もういい歳したおっさんになってる私には、これを存分に楽しむ体力がないのですが。
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