第2話 ギルド登録
ノーネームは朝起きるとスキルの確認をした。スキルには購入と書いてあって、調べると食料や重機、パソコンや銃などが売ってあった。ノーネームは購入画面にあった火薬を買おうとお金を取り出して画面に落とす。すると画面はお金を吸収して画面に1万円の文字が小さく浮かぶ。購入画面に戻って、雷管や弾頭、火薬ボトルなどを買い、薬莢に火薬を入れて再利用する。そして換金スキルを使って複製した銃などを入れて換金する。そして購入画面にまた戻り、グロック19、HK416、ナイフ、米軍装備一式、マガジン、手榴弾を購入してストレージには、M249軽機関銃、M240機関銃、M110狙撃銃、スタングレネード、予備マガジン、そしてハンヴィーと言う米軍が良く使う車両を移動手段とした。
これだけあればいいかな?足りなくなればまた購入すればいいか......
ノーネームはハンヴィーに乗り、門まで行く
「この馬車は馬はいなくても動くのですか?!」
「はい、そうですけど....門通れますか?」
「はい、馬車であれば大丈夫です。登録書などは?」
「今はなくて、お金でいいですか?」
「はい、銅貨5枚です」
ストレージから銅貨を出して兵士に渡す
「はい、ちょうどですね。それはそうと、あなたはどこから来たんですか?服も変わってますし....」
「これは一種の戦闘用の装備でして、こういう服なんです」
「そうでしたか、それでは良い日を!」
ようやく通れた....そしてこの国ではパンは銅貨3枚ぐらいだ。なので自分は銅貨が100円、銀貨が1000円、金貨が1万円、大金貨が10万円、拍金貨が100万円ってことにした。ちなみに外貨のことは兵士さんから聞いた
ギルドと言われるところまで行くと、中に入り受付の顔が怖い人に話しかける
「すみません、冒険者登録をしたいのですがここでいいでしょうか」
「あぁ、ここで構わんよ。しっかしお前まだ子供だろ?大丈夫か?」
「..こう見えても23ですが」
「え?成人してんのか....まぁいい、これ書いて奥の訓練場までこい」
「わかりました」
全然見覚えのない文字だが、なぜか読めたり書けたりするな....これは異世界特典ってことだろうか....得意武器って記入しないとダメっぽいが、銃なんて書いたら分からないだろうけど....だったら遠距離武器と書いておこう
記入をすますと、さっきの人が言ったとおりに奥にある練習場まで行く。そこにさっきの人が居たので紙を渡す
「お前遠距離武器なんて持ってないのに得意なのか?」
「はい、多分驚くほどには」
「ふぅ~ん、だったらあそこにある的をやってみろ」
そう言われたのでHK416を構え、的の中心を撃つ。するとすぐに的の中心に穴が開き、物足りなかったのでストレージに入っていたM249軽機関銃を出して50発ぐらい撃つと止められた
「なんだその武器の威力は?!それに音も!!」
「これは自分の武器で遠距離武器です。音はその撃ちだすためなので仕方ないです」
「そうか....なら試験は終了だ。それとこれがギルドカードだ。魔力を込めると登録完了だ」
「わかった」
魔法を使ったように魔力を通すと自分の顔が浮かび上がってくる
よし、第一関門突破した。次はお金を稼ぐか....
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