神からのオクリモノ

蓮芝

第1話 神からの贈り物

「夢維〜起きなさ〜い」

その声と共に俺の日常が始まる。

高校生にもなって母から起こされるのは恥ずかしいがそれも仕方ない。

なぜなら俺は、漫画やアニメが好きすぎるからだ。だいたいいつも、夜中の2時近くまで起きているせいで、毎日寝不足だ。

そして毎日、こう思う。

ああ、、、俺にもマンガのキャラのような力があればなぁ、、と。


そして学校へ着く、


キーンコーンカーンコーン…


今日もつまらない一日が始まるのか、

毎日つまらない学校生活をおくっている人にとっては地獄のようなものだ。

そしてまた、こう祈る。。


神さま、僕に力をください、と、


ピカンッ


その音と共に謎の空間に包まれる。

周りは真っ白でないもない空間だった。そこに、白い袴を着た老人が出てきてこう言った、、、

「おぬし、わしの力を引き継いでくれんか?」

いきなりすぎて情報が追いつかなかったが、とりあえず「はい」と答えてしまった。その返事と同時に学校の校門に立ち止まっていた。


そう、この時彼は知らなかった、、

神からの贈り物の意味を。

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