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もうこれ以上のやらかしはないと思いながら俺はめちゃくちゃ俺にくっついてくる彼女を連れて自分の車のある駐車場に向かう。

「いきなり態度変わってるんだけどどうしたの?」

「えーと、さっきのことがあって私運命感じたの。多分知ってると思うけど私恋愛においてだけは男性不振なの」

「...一応、噂程度は俺のところにまでは聞いてる」

「やっぱり、知ってるよね。私、今まで何人もの人に付き合わないか誘われてきたことがあるんだけど、友達を超えようとした瞬間ダメになっていったの。こんなことも全くできなくなっちゃって...」

「それで、昨日みんなと会ったと」

「うん、久しぶりにみんなの顔が見たくなっちゃって。それで少し安心しちゃってつい飲み過ぎちゃった」

「でも、なんで俺なんだ?」

「それはわかんない。でも、今日あそこで過ごしてた時全く心がモヤモヤしたり、嫌な気持ちになったりしなかったの。むしろ、ドキドキしていい気分だったの。だから、運命感じちゃった」

そういうことだったのか。か?いや、まだよく理解できていなんだが。何故、彼女が俺に惚れたのかという根本的な部分は明かされることはない。さっきいったように運命感じちゃったらしい。まあ、先人達の言葉を借りるとすれば、一目惚れみたいな感じかな、多分。

「私は一緒にこれからずっとあなたといたいと思ったの。だから、これからもよろしくね」

「こちらこそ、流されるがままになっちゃったけど出来るだけのことはするつもりだよ」

なんかいい感じの雰囲気。え、もしかしてこれで終わり?

いえ、この物語はこれから始まるようなものです。次回以降もバリバリあります。

この後、俺達は車に乗り込んだ。

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