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「わ、私、酔っていたとはいえ調子に乗ってなんてことをしてしまったんだろう...これはもう取り返しがつかないよう。ガッツリ中に出されちゃったし。バリバリ危険日だし。これ絶対妊娠してる可能性高いじゃん...どうしよう...」

彼女がここまで動揺しているのは初めてみた気がする。というか、この状況を動揺しないでいられる奴の方がちょっと怖いぐらいだ。俺もかなり動揺してる。手の震えが止まらない。そりゃあ、そうだろ。まさか、初夜でまさかのできちゃったかもしれないなんてことになれば流石にどんな人間も動揺するに決まってる。

「でも、もういいか。考えたって事実はからないし。ちゃんと責任とってよ」

「...出来る限りのことはする」

彼女は開き直ったようだ。でも、何も解決していない。

「ってことはさ。私達、もし赤ちゃんできちゃったら結婚することになるってことだよね?つまり、私達はいま付き合ってる関係になったっていう認識でいいよね?」

「あお、そうか。そうだ。これから、もしかしたら長い間になるかもしれないけどよろしくお願いします」

「なに、それー長い間になるかもって〜。そこは責任を取らせていただくために一生尽くしていきたいと思いますみたいのこと言わないの〜??」

「じゃあ、そういうことで」

「ぷっ、おもしろい。でも、もうここはふざけていい場面じゃないからね」

「はい」

最終的にやっちまっただけじゃねぇか!俺だけでなくそちらさんもただただやっちまっただけじゃねーか。なにもよくねぇよこの状況!本当にできちまってたらどうするんだよ!俺達まだ学生だぞ!そんな経済的な負担をカバーできるわけねぇ。俺の家は経済的に余裕ないし...あったとしても飲み会いってお持ち帰りされて、そのお持ち帰りでやらかしましたは正直洒落にならないぞ。これから俺達はどうなっていくんだ?俺のそこそこに順調だった学生生活がここで崩れ去っちゃうのか??

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