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俺が呑気に前回のようなことを思ってたら彼女が起きた。

まあ、昨日のことを...こちらの希望的なところがあるが相手さんが覚えていれば...ん?俺はおかしいことを言ってないか?覚えてても覚えてなくても正気に戻ったらこの状況はかなりやばいだろ。もうやばすぎないか?この状況はもう取り返しがつかないのではないか?俺はこれからどうなってしまうんだ?彼女は二日酔いとかはどうなんだ?

俺はゆっくりと目をぱっちりと開けた彼女を見た。俺も彼女もまだベットで横たわっている状態だ。彼女は目線を自身の下半身の方に移す。何か違和感を感じたのだろう。俺もずっと感じていた。というかさっさと抜くべきだったかな?でも、それだと卑怯者みたいだよな。ここはしっかりと相手に起きた現実を教えてあげないと流石にクズだよな?いや、もう手遅れで俺はこの後、この女の子にクズ認定されるんだろうな。

彼女は下の方をみたらまあ、俺のが自身のに入っていたのでかなり動揺していた。いや、動揺しすぎて固まっている。

「ねぇ、これどういうこと?」

彼女は俺に話しかけてきた。俺は既にバリバリ起きていたのだから状況を彼女が俺に聞いてくるのは当たり前だ。まず、ここには彼女と俺以外に誰もいないのだから俺に聞くしかない。

「えーと、どう答えればよいか...」

「もしかして、私が寝てることを良いことに私の身体を好きなように弄った?」

一応言っておくと俺たち2は一つの大きな布団を2人でかぶっている。念のためにここで言っておく。

「なんでさっきから黙ってるの?私に言えないような後ろめたいことでもしたの?」

「いやいや、してない!」

「じゃあ、なんでそんなに挙動不審になってるの?」

「それよりこの状況をどうにかしないと」

「ぶっ...」

俺が今自分たちに起きている現状を指摘すると彼女は少し吹いて、その後恥ずかしそうにして顔を布団で隠す。

で、俺達は最優先事項である行動を取った。まあ、お察しの通りだ。俺の口からわざわざ説明する気はない。そうして俺達は自己処理を終えて起き上がり真正面に向き合った。

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