4th page

俺は思ったよりつまらないし1人でさっさと帰ろうと計画する。みんなが三次会の話をして、それに出るかなど聞いて楽しそうにしている姿を見ながらそんなことを俺は思っていた。俺も三次会に誘われたが、なんとなく断った。ここに来る前はそこそこ乗り気だったから三次会だろうと四次会だろうが出てやろうと思ってたが、思ったよりみんな酔ってる様子でこのまま付き合わされると何か起こる気がしたからやめた。俺が断った後、俺はシラフな上に車で来ているということもあり、ここで帰る奴を送ったりする役目を言われた。少々面倒くさいとも思ったがそれも楽しい思い出だと自身に思い込ませしっかりとその役目を買って出た。俺はそういうことで、車の方に行って帰る準備をしようと後の始末を幹事に任せてそこを後にしようとした。その時だった。俺の目にある女子の姿が映った。その女子は俺が中学の時好きだった女子だ。告白したりなどの関係を変えるようなイベントはなかったが俺は好きだった。その女子とは部活も同じで中々関わる機会も多くてそれなりに仲が良かった。そういうこともあるのか、その子ことをとても魅力的に感じた。あの当時は彼氏がいたということで俺は手を一切出す気もなかった。高校も別ということもあり、興味は中学卒業と同時に薄れていった。言っておくと今はどうも思っていない。だが、久しぶりに顔を見たらあの当時のことをより懐かしく感じた。そして、あの時と変わらず可愛いと思ってしまった素直な俺がここにいる。当時より大人っぽくなっているが、見てみると思ったより中身も外も変わっていない印象を俺は受けた。まあ、本人はかなり外も内も見てくれはいい方だがらな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る