まおーの娘
mao_dombo_ru
第1話
ナザリック地下大墳墓、玉座の間──今日も一人ログイン状態のモモンガ様は退屈さにほとほと嫌気が差してきていた。
「退屈で死にそうだ……」
絢爛豪華な間に中身入りのプレイヤー・キャラは自分一人だけだ。ユグドラシル最終日を迎えるというのにナザリック地下大墳墓にはモモンガしかいない。
ギルド長であるモモンガに付き従うNPCは忠実であるが中身の感情など存在しない。
「暇すぎるからNPC設定いじっちゃおうかな~ 誰にしよう……」
NPC一覧を眺めながら、真っ先に目についたのはメイドのNPCだ。
普段のモモンガならメンバーが作ったNPCたちの設定をいじろうとなど考えもしないのだが、一人寂しすぎる所に酒が回って気が大きくなっている。
これというのも、明日にはユグドラシルはサービスを終えてしまうからだ。もはやいじっても誰も文句など言うこともないだろう。
シズ・デルタ。自動人形(オートマトン)で戦闘用メイド、プレアデスの一人だ。
戦闘用メイドだけどレベルは四六と低めなのは、大型アップデート「ヴァルキュリアの失墜」後に追加された種族と職業であったのでレベル配分的に設定が抑えられたからだ。
拠点NPCに割り振れるレベルは拠点規模に応じて決まっている。ナザリック大墳墓は最大規模といってもよい規模であるから、NPCはかなりたくさんいるのだ。
そんなわけで、他のNPCにレベルを取られてしまっている。
シズの四六はナザリックに自動沸きするエネミーが三〇かそれ以下なので弱くもないが、ユグドラシルプレイヤーからすれば駆け出しレベルでしかない。
もっとも、ナザリックに直接攻め込んでくるギルドはほとんどいなかったので出番すらない張子の虎となっている。
張子の虎はないか……レベル低めなのは仕方ないけどね……
その分、戦闘よりも隠密系統にクラスを割り振ってもあるし、ガンナー、スナイパーと強襲銃撃に優れた性能なのである。
翠玉の瞳。左目を覆うアイパッチがアクセント。服装もミリタリー風味の飾り付けに赤金のロングヘアーと他のプレアデスとの差もあって特別感がある。
無表情なメカ美少女であるが、元よりNPCに感情的なものはないので今のところ個性付けに役立ってはいない。そこら辺は想像とかイメージで補填するんだよとペロロンチーノ談。
武器も銃っぽい何かである。実弾ではない魔力弾っぽいものだ。
「シズって特に個性がないよなあ……一円だけに」
でもかわいいのは間違いない。どのメイドも美しいのだが、銃を持っているのでナザリックでは一番世界観に合わないキャラとなっている。
「そうだなあ……」
モモンガはシズの設定欄を開く。本当なら設定用のツールが必要なのだが、ギルド長であるモモンガには造作もないことだ。
シズにはそれほど詳しい設定はなされていない。
「シズは……モモンガの娘っ! パパ大好き! なーんておかしいな俺……」
書き込んでおいて一瞬我に返るが、もうどうせ咎める人はいないだろう。酒で気が大きくなっているのがわかる。
戦闘用メイド、プレアデスからモモンガの娘という設定に置き換わっている。そしてパパ大好き設定。
元より骸骨から始まった異形種族であるので子どもなど残しようもない。この際、種族はもう関係ない感じだ。どうせゲームだし……
「アルベドはビッチとか書いてあるし……アルベドはモモンガを愛してる! ガチで! フハハハっ!」
アルベドの項目もビッチを消して愛してるとかもう何だかヤケである。
「シズが娘ってことは……パンドラズ・アクターは兄さんだよな……いっそシズも軍服に? デザイン絵がほしいなあ。機械娘っぽいのと軍服もいいよな」
パンドラズ・アクターなど、実際目にすれば完全な黒歴史なのだが、今のところ思いもよらないことであった。
暴走するモモンガの妄想は、回り切った酔いで寝落ちするまで続いた。そしてこのことを次の日にはさっぱり忘れていたのである。
◆
あれだけ準備をしていたのにナザリック地下大墳墓にログインしてくれたのはヘロヘロさんただ一人だけだった。
あまりにも寂しい結果に、モモンガは残念な気持ちとやっぱりという諦めの気持ちでいっぱいだ。
昨日、はっちゃけた後に酔いつぶれて起きたら午後四時とかで時間の感覚がおかしくなっていた。
その間に誰か来ているかと思ったが、ログイン記録はモモンガだけだった。
終了一時間前になってようやくログインしたのはヘロヘロさんで、その後は誰も来ず、世間話と近況報告をした後にヘロヘロさんはログアウトしてしまった。
最後の時くらいゆっくり語り合いたかった……
「またどこかでお会いしましょう、か……一体、どこで会うんだか……」
ネット世界にどっぷりの人間が再会するとしたらまた別のオンラインゲームで、ということだ。
それも連絡しあって示し合わせでもしないと会うことはできない。
鈴木悟のようにユグドラシルどっぷりで、よりお手軽なカジュアル系ゲームに興味ない人間にとってはその選択そのものがない。
もう終わってしまうゲームの最終日のために有給を使い、最後を共にしてくれるメンバーが現れるのを待っているなんて悠長な人間は自分くらいだろう。
それほどまでに鈴木悟はユグドラシルとこのナザリックに愛着を抱いている。
他のメンバーは……そうではなかったということ。違うか。誰だって大事にしているものは違う。リアルと仕事。それに家族がいればそっちを優先する。
それでも、やるせない気持ちになるのはどうしようもなかった。
「ナザリックはそんな簡単に捨てられるものじゃないだろ……みんなで作り上げたんじゃないか……」
そんな独白もむなしく響く。
そして玉座の側に控えるNPCたちに目を向ける。
そーいや昨日、NPCの設定いじってしまったんだよな……
ようやく昨晩の失態を思い出して頭に手を当てる。
「設定勝手にいじっちゃったぁ……いや、でも、もう誰も来ないだろうしね」
ここにいるNPCは守護統括のアルベド。執事のセバス。戦闘メイド・プレアデスらだ。
「命令するか……うん」
プレアデスの一人、シズ・デルタに目を向ける。シズを我が娘設定するとかナザリックのメンバーには知られたくない事実である。
「シズ・デルタ。前に」
シズが一歩前に出る。
「跪け」
命令に従ってシズはモモンガの前で膝をつく。近くで見るほどシズの出来栄えは目を見張るほどすごい。
その一挙一頭足に至るまでにリアルな動作と自然さが追及されている。NPCの動作プログラムを考えたヘロヘロと五人のプログラマーの技が光っている。
シズの凝った服装はホワイトブリムが考えたものだ。
細緻なところまで再現され、その出来はNPCの優れたデザインにぴったりとフィットしてこれ以上ない芸術品の域にまで達している。
「メイド服は決戦兵器」と豪語するホワイトブリムが他のプレアデスやメイドたちの服をデザインしているので、そちらもリアルにあれば、かなりマニアックな層から相当な値段が付けられるはずである。
まあホワイトブリムさんはその道のプロでそれで食べてるしね。
ナザリック四一人のメイドは、それぞれが異なるイラストレーターが描き、天才的な再現度でリアルに生み出された。
その中でシズは一番若いプレアデスだが、ナザリック・メンバーでのメイド頂上決戦投票では常に上位ランクインするほどだ。
モモンガも投票するならシズが一番とランクアップに投票していた。
シズのネタと言えば、なぜか一円シールがスカートの裾についていて、「この子は一円」とホワイトブリムがよくネタにしていたっけ。
モモンガはNPC一覧を開き、シズの項目を出す。
【シズはモモンガの娘】
【パパが大好き♪】
「うが……俺ってバカか……消してしまおう」
一時の気の迷いだとコンソールに手を伸ばす。
しかし……
「もう誰もこの子を、NPCたちを顧みることがない……冗談じゃない。俺が、俺しかいないじゃないか! バカでもいいじゃないか! せめて最後の時を好きなように過ごさせてくれよ!」
その言葉は誰かへの言い訳なのか、それとも自分自身への言い訳だったのか。
モモンガはデリートキーを押さずにコンソールキーを打ち出す。
最後に何もできない自分への憤りなのか自分でもよくわからない。
【モモンガに何かあったとき、ナザリックすべての権限をシズ・デルタに譲るものとする。ギルド長の名称とアインズ・ウール・ゴウンのすべてを継承する。不服ある者はナザリックを去るべし】
遺言書の様な文面だ。モモンガが残す、この世界への唯一の抵抗のようでもある。
文面はさらに続いた。
【もし、モモンガが間違えた時、シズ・デルタはモモンガを殺すことができる】
「はは……もう間違えてるよ。俺はこの世界と一緒に消えてなくなりたいんだ」
もの言わぬシズに語り掛ける。跪いたまま前を見つめるシズの瞳にドクロの帝王の姿が映っている。
その端正な顔はまるで生きた人間のようにも感じるがNPCはNPCだ。
「お前が俺を殺してくれるならそれでもいいぞ」
それでもモモンガはシズに囁くのだ。
今日を限りにユグドラシルは、ナザリックは消滅する。それならばいっそのこと死んでしまえたらいいのにと願った。そんな戯れを文面にしてNPCに語り掛けている。
あまりにも馬鹿げていて、滑稽で、自分がおかしかった。
こぼれた笑いが広間に響き渡る。
「俺ってやつは本当にどうしようもないバカだ──」
23:59:32
それはカウントダウンの数値だ。現在、夜中の一二時前。サーバー停止が一二時ぴったりの0:00時間。
視界の隅に映ったその数値が刻まれていくのを横目で眺める。
33,34,35,36……
「40,41,42──」
自分でカウントする。
これが、終わりだ。明日から俺は何をすればいい? 何もかもを失って……
23:59:59……0:00:00
0:00:01
0:00:02
「え? どういうことだ?」
時計は正確に時を刻み続けている。
サーバーダウンによってログイン状態からはじき出され、現実空間での感覚を取り戻すはず。
それが起きていない。
「延長? まさかね」
サービス終了の告知に間違いはない。サービス延長など、終了を告知した時点で起きたためしがないのだ。
サーバーダウンが何らかのトラブルで延長されたならわかるが、ログインしているプレイヤーに告知なしで行われることはまずない。
「ここはGMに聞いてみるか……あれ? コンソール出ないぞ?」
タッチすれば開くパネルが開かない。コマンドワードで呼び出してみるが不発だ。
これでは外部への端末通信機器も使用できない。まさにGMコールを必要とする状況なのにだ。
「参ったな……」
焦りながらモモンガはどうすればよいかを考える。
メッセージじゃGMに連絡取れないし……そのメッセージも出せない。八方ふさがりの状況だ。
「どういうことなんだよ!」
怒りの言葉を吐き出すが、微妙な違和感に口を閉じる。口を閉じる……ええ?
硬い骨が当たって音を立てる。その感触を感じ取っている。
「そんな……何だこれ?」
モモンガは自分の両手を眺める。真っ白な骨の手に「感触」があった。その混乱に絶句する。
自分の置かれている状況がまるで分らない。
「……パパ」
「え?」
その声は自分の足元から聞こえた。モモンガを下から見つめる二つの瞳がある。
シズ・デルタ。その口からその声は漏れていた。透明感のあるきれいな声は少女のものだ。
NPCが喋ったっ!? 衝撃の言葉にモモンガは唖然として固まる。
意思のある瞳がモモンガを見つめている。
「シズ……?」
呆気に取られたままモモンガはその名を呼ぶ。
「パパっ!」
モモンガにシズが抱きついていた。その骨の胸に顔をうずめてフルフルと頭を振って押し付ける。
「パパ、パパ~」
そして顔を上げて、感情のある瞳を輝かせる。それはまさに生きた存在であった。
シズが動いている……まさしく目の前でモモンガに甘える姿は無垢な少女そのものだ。
戸惑いながらも触れてよいものか迷うがモモンガに呼びかける声があった。
「モモンガ様、あのモモンガ様……」
その呼びかけは背後からだ。
シズ・デルタが動き出した、という衝撃的動揺はすぐに収まっていた。自分でもわからないが、精神的な抑揚が制御されたと感じる。
振りむくと、そこに立つのは白いドレスを身にまとう女。ドレスとは対照的な黒い髪を持つ絶世の美女アルベドだった。
その容姿は、金色の色彩を帯びた瞳に、頭には山羊を思わせる角を生やし、腰のあたりから黒い翼を生やしている。
人外の美……男を惑わす魔性のミステリアスな雰囲気は吸い込まれるような錯覚を覚えるほどだ。普通の精神であればその力に抗うことすらできないだろう。
「こ、こ、これは……違うんだ。俺は決してやましー気持で設定をいじったわけでは……」
「はい?」
「だ、だから……」
「パパ、やましーの?」
「んが……」
シズとアルベドとモモンガの視線が交じり合う。非常に気まずい状況であった。そしてアルベドの口から予想しない言葉が告げられる。
「よろしいのではないでしょうか」
「へ?」
「よろしいのではないでしょうか。親子水入らずの一時でございます。それを邪魔しているのは私の方でございますから」
「そ、そうか……」
さっき書き加えた設定が他のNPCにすでに周知されている……時系列の有無とか関係ないのか?
アルベドの態度に支配者としての振る舞いをせねばとモモンガは気を取り直す。散々見てきた会社の上司の威圧的な態度を押さえ気味に、部下のことも立てるモデルをイメージする。
やはり動揺がすぐに収まる。これは俺がアンデッドになったからなのだろうか? 人間とは異なる精神に変容したのか?
その証拠に、鈴木悟であれば圧倒されて対応すらまともにできないであろうアルベドと向き合うことができる。
目の前に立つアルベドはモモンガを前に瞳を潤ませてじっと見つめてくる。
これも設定をいじったせいか……
「アルベドよ、私のことをどう思っている?」
「ナザリックの支配者にして至高の御方達の頂点に立つお方。我らの創造主。そして……」
「そして?」
「私の愛するお方でございますっ!」
真正面からの愛の告白にモモンガは言葉もなく黙る。間違いなく「アルベドはモモンガを愛している」が反映されていた。
ナザリックの守護統括アルベド。ナザリックのNPCたちの頂点に立ち、一〇〇レベルとNPCに割り振れる最高レベルを与えられている。種族はサキュバスだ。
秘宝とも呼べるワールドアイテムを所持する唯一のNPCだ。そのアイテムの所持を許した覚えはないが、かつての仲間が持たせたのだと考えれば奪い取ろうという気にはなれない。
何せ、今はそれどころではないのだから。
「お前の気持ちを確認したが、その件は後にしよう。今は状況を把握したいのだ」
引っ付くシズはそのままにモモンガはその頭を撫でる。シズは目を閉じて心地よい表情を浮かべると骨だけの手に自らの頬をスリスリと擦り付ける。
親子というよりも、まるで恋人同士であるかのような仕草である。アルベドの視線がやけに突き刺さるように感じたのは気のせいであろうか?
「畏まりました」
アルベドは胸に手を当て一礼する。その優雅な動作にさえ思わず見とれる。表情筋が存在しなくて助かったところだ。
むーっと頬を膨らませたシズがモモンガの頬のあたりをペタペタ触る。肉があれば引っ張っていたことだろう。
「シズ、止めなさい」
モモンガは控える執事のセバスと戦闘メイドを見る。命令があるまで動かないのは当然として、こちらを見ていることは感じ取れた。
うわぁ……恥ずかしい……全部見られてたよ。
「アルベド、それにセバスよ……」
「はっ」
モモンガの威厳を込めた問いに二人が同時に返事する。
「緊急を要する事態が起きている。GMコールが利かぬようだ」
「GMコールでございますか?」
セバスが問い返す。すぐに答えられぬアルベドの様子から、それがなんであるかを理解していないようだ。
「申し訳ありませんモモンガ様、無知なわたくしではモモンガ様の問いであるGMコールに関して答えることができません……」
「良い。緊急事態ゆえ詮無き事を聞いた。許せ」
言葉を続けようとしたアルベドにモモンガは片手をあげて遮る。
NPCと確実に会話している事実にモモンガは震える。自動的なマクロ会話ではこのような会話の発展はあり得ない。
NPCにマクロ会話を仕込み、「はい」や「いいえ」などの選択肢から話題の分岐を仕込むことはできた。あくまでもロールプレイ的なもので、NPCが独自のAIで動くようには出来ていなかった。
DMMO-RPGが発展しているといっても、NPC自体が人格を持つことは技術的にまだ難しい。できたとしても、こういったオンラインゲームに利用できるほど簡単なものでもない。
経費や費用対策を考えれば、そのコストに見合ったものを提供しなければDMMO-RPGは維持できないからだ。
サーバーダウンせずにまさかのユグドラシルIIが始まったとか、そんな夢のような話ではない。これは現実だ。現実の空間なのだ。
シズの肩に触れると、顔を上げてモモンガを見返してくる。もう、クールで無表情だったNPCではない。安心しきった信頼の目でシズはモモンガを見ている。
「シズよ、離れなさい。大事な話をするのだ」
「うん……」
名残惜しくも素直に身を離すと、シズは控えるプレアデスの姉妹のところへ戻って列に加わる。
元のプレアデスとしての振る舞いは設定のままなのだろう。
「まずは周囲の状況を確認したい。セバスはナザリックの外に出て周辺の情報を集めよ。もし敵対的存在があれば即座に帰還せよ」
「畏まりました。プレアデス出動の許可を頂けますか」
「構わん、できるだけ多くの情報を持ち帰るのだ。そうだな……ルプスレギナを連れていけ」
「は……」
「畏まりましたっす!」
それまで黙っていた赤毛のバトルシスター、ルプスレギナ・ベータが敬礼する。
ワーウルフゆえに鼻が利くだろうという安易な選択肢である。
「他のプレアデスは九階層に上がり、八階層からの侵入者に備えよ。それと、シズは我が下に残れ」
コクコクとシズは頷く。仲間のプレアデスは去るセバスに続いて玉座の間を離れる。
「アルベドにも一つ仕事を頼むが良いか?」
「なんなりとお命じください!」
嬉々としてひれ伏そうとするのをモモンガは押しとどめる。仕事を命じるたびにこうなのだろうか?
「すべての各階層守護者に連絡を取り我が下に来るよう伝えろ。場所は六階層のアンフィテアトルムだ。時間はこれより一時間後とする。六階層には私が直接おもむくゆえ省略して良い」
復唱した後に去るアルベドを見た後、残ったシズを連れてモモンガは第六層に向かった。
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